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2006年8月23日 (水)

スタンドアップ

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監督 ニキカーロ

脚本 マイケルサイツマン

出演 シャーリーズセロン・フランシスマクドーマンド・ショーンビーン・ウディハレルソン・シシースペイセク・リチャードジェンキンス・ジェレミーレナー

あらすじ

 暴力夫と離婚し2人の子供を連れ故郷の北ミネソタの町に戻ってきたジョージーエイムズ(シャーリーズセロン)。シングルマザーでなおかつ2人の子供の父親が違うということで周囲は彼女に冷たい視線を投げかけていた。そんなジョージーが自分の手で子供達を養うために鉱山労働者となる。決して楽な仕事ではないと覚悟していたジョージーだったが何より困惑したのは同僚のほとんどを占める男性達からの露骨で悪質な嫌がらせであった。

感想

  全米で最初にセクハラ訴訟に勝った実在の女性を元に映画化した作品。まだ女性の地位がそこまで高くない時代。父親までもが自分の浮気が原因で夫が出て行ったんではないかと言う中での鉱山労働。そしてセクハラ。正直セクハラのシーンは女性が見たら当然やと思うけど男から見てもイイ気は全くしない。弁当箱の中にゴム製ペ○スを入れたり、更衣室に大きく卑猥な文字を書いたり人気のない所で襲ってみたり正直セクハラってゆうよりは人間としてやったらアカンような行動の数々。それまで男の職場であった鉱山に女性が入って来て不安になる気持ちはわかるけども、それでも絶対したらアカン事やもんな。

 今回は久々に邦題が良かった。原題の「ノースカウントリー」も保守的な感じがにじみ出ていてそれはそれで良かったんやけど、日本でそんな題名の映画誰が見に行くかって所かな。で、「スタンドアップ」ってつけたんやろけど、コレも内容を的確に映しててかなりイイ題名。やのに、予告がよくない。あれじゃまるで、軽いブリジッチジョーンズ的なノリやんか。そりゃセクハラ訴訟ってゆう話ですってゆう予告作っても観客が集まるとは思わんけども、それはどっちにしたって一緒やし。日本では娯楽作品中心で社会派作品ってあんま興業的に奮わんからな。仕方ないっちゃ仕方ないんやけど初めてあの予告見たとき愕然としたわ。

 話は戻って、本作イロイロ印象に残るシーンはあるけども特に感銘を受けたのは父親が我が娘のためにスピーチするシーン。男は男で一致団結してるんやけど、卑猥な言葉で罵倒してるのが自分らの仲間の娘であるとゆう事実。そして、自分の娘がこうゆう目にあったとしたら?明らかにあそこで何か男どもの考え方がクルっと変わった感じがした。何にしても初めて行動を起こすってのはパワーと勇気がいる事やと思う。でもその第一歩が世界を変える。そして今回の場合彼女が訴訟を起こした事により職場でのセクハラに対する法案が出来た。彼女は男の仕事を奪おうとか男より上に行きたいとかそうゆう事やのうて、ただ同じように仕事がしたかっただけ。これきっかけで法案が出来た事は重要な一歩やと思うけど、今日の法案を逆手に取った女性の男性に対する復讐とも取られかねない言動はどうかと思う。

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販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/06/02
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受信: 2006年8月31日 (木) 13時56分

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