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2006年8月13日 (日)

火垂るの墓

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監督 高畑勲

プロデューサー 原徹

原作 野坂昭如

作画監督 近藤喜文

声の出演 辰巳努・白石綾乃

あらすじ

 昭和20年の神戸。急な空襲で母が入院し14歳の清太(辰巳努)と4歳の節子(白石綾乃)は、叔母のもとを頼りに訪れる。しかし二人の母が亡くなったのを機に叔母は彼らを邪険にしはじめ清太は節子を連れて誰もいない防空壕へ。二人だけでの自炊生活をはじめる。

感想

 公開当時はトトロとの2本立ての上映だった。子供連れで楽しい映画を見に来た親子はこの作品を見て予想外の衝撃を受けたに違いない。苦情もかなり寄せられたらしいしな。そりゃそうやで。本作を漢字一文字で表現するとしたら「悲」が一番合ってる。ただひたすら悲しいだけ。でも戦争の悲惨さや、かつて日本でこうゆう状況が実際にあったって事を日本人が忘れないためにもこのような作品は絶対必要である。でも、日本に攻め入られた国からしたら戦争に対する日本の美化としてしかうつらないやろうし日本人もそれを理解した上で戦争というものと向き合って行かなアカンな。こうゆう悲しい事って人間は誰かのせいにしたがるモンなんやけど、お兄ちゃんのせいにも叔母のせいにもしたアカンよ。

 にしても、ここまでリアルな演出をした高畑監督には脱帽。しかも、原作の野坂昭如の自らの体験をもとにした小説の映画化な訳で、それが他人事のように考えようとしても心に入ってくる本作の重要なファクターなんやと思う。ひと夏に1回は見たい作品です。

DVD 火垂るの墓

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/07/13
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