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2006年8月14日 (月)

耳をすませば

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監督 近藤喜文

プロデューサー 鈴木敏夫

原作 柊あおい

声の出演 本名陽子・露木茂・高橋一生・室井滋・高山みなみ・岸部シロー・江川卓

あらすじ

 本が大好きな女子中学生の雫(本名陽子)。彼女はある時、図書カードに何度も連ねられた男子の名を見つける。その天沢聖司(高橋一生)とゆう名前に淡い恋心を抱く雫。だが実際の天沢は粗野なヤツだった。

感想

 柊あおい原作漫画の映画化。ジブリ作品の中でも際立って地味な作品やけども、世間の渦に巻き込まれんかったってのもあって見た人からは名作ってよう聞く。思春期の不安や乙女心などこの手の作品にとったら定番中の定番を組み込んだ少女の成長を描いた甘酸っぱい青春作品。この作品を名作に押し上げたのはカントリーロードってゆう曲と細部まで緻密に描かれた背景やと思う。この背景のおかげで見る者は自分と全然違う世界の話として映画を見るんじゃなくて、そのいたってどこにでもあるような日本に住む普通な主人公にすんなりと感情移入できるのだ。ラストの雫と聖司が自転車で駆け抜けるコンクリートの街並はその雰囲気に圧巻としか言いようがない。実はエンドロールが物語のその後1日を追ってるので気付かなかった人は注目してみると良いだろう。

 これだけの素晴しいアニメを作れる近藤喜文とゆう監督だが、本作が最初で最後の監督作品になった。宮崎駿の後継者として将来を存分に期待されジブリの作品でも作画を担当していた逸材なだけに彼の早すぎる死は大変残念でならない。

耳をすませば DVD 耳をすませば

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2002/05/24
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