« スタンドアップ | トップページ | バットマン ビギンズ  »

2006年8月27日 (日)

メゾン・ド・ヒミコ

Photo_13

監督 犬童一心

脚本 渡辺あや

出演 オダギリジョー・柴咲コウ・田中泯・西島秀俊

あらすじ

 ある日、塗装会社で事務員として働く24歳の女性、吉田沙織(柴咲コウ)のもとに一人の若い男性が訪ねてくる。岸本春彦(オダギリジョー)と名乗る男性は沙織が幼いときに家を出ていった父、照雄(田中泯)の現在の恋人だという。有名なゲイバー卑弥呼の二代目を継ぎ成功した照雄は店を畳んで神奈川県大浦海岸近くにゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」を建て運営していた。春彦は照雄が癌で死期が近いことを沙織に伝えホームを手伝わないかと誘う。自分と母を捨てた父を許すことができない沙織だが破格の日給と遺産の話しに心動かされホームへとやって来る。

感想

 序盤から独特の空気感があり、ホームの人達もキャラが良くてかなりイイ。柴咲コウがイイ感じにブスな演技をしていて、それは秀逸やったと思う。ただ、オダギリ。美しさとゆう面では十分に画から伝わって来る。彼がいなかったらこの映画が成り立たい。それも解る。でも、脚本的に彼を上手く使えてない。非常に柴咲コウやホームの人達の存在感が強かった。そして卑弥呼。彼の存在感が特に強烈で常に近くにいたオダギリがあまりにも目立たな過ぎや。しかし、そんな居ても居なくてもってゆうポジションながら彼の存在が不可欠と思わせる所はさすがである。

 舞台が海辺って事もあり先ほども述べた独特の空気感がマッチしてる。けども、ところどころイイ感じで来ていた流れをぶち壊すような演出をはさんでたのが残念でならない。終始テンション低めな柴咲コウが「ピキピキピッキー」ってポーズをとるトコは妙な上手さで全然流れを壊してなかったんやけどもディスコでのダンスシーン。これはアカン。今までコツコツと積み重ねてきたモンがイッキに壊れた。で、その後はまたこれまでの空気感に戻ってエンディングまで行く。やったら入れんでもイイのに。終始ゆる~い感じで貫き通して欲しかったな。そして中学生がゲイのホームに興味を持つシーンやけども、あんなんって普通友達には隠しておきたい事ちゃうん?今の今まで嫌がらせばっかしてたのにオダギリに胸倉つかまれて急にってのも何か後付け的な感じがしてならない。

 ストーリーは何かと複雑でパっとは理解出来ないかもしれないけど、所々に見られる綺麗な映像だけで見る価値はある。でも、基本的に好き嫌いがはっきり出る作品やと思う。俺はどちらかとゆうと後者。その作品に何を見出すか。それに限るな。

メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産) DVD メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/03/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« スタンドアップ | トップページ | バットマン ビギンズ  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/139775/3225392

この記事へのトラックバック一覧です: メゾン・ド・ヒミコ:

« スタンドアップ | トップページ | バットマン ビギンズ  »