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2006年8月23日 (水)

めぐりあう時間たち

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監督 スティーブンダルドリー

原作 マイケルカニンガム

出演 ニコールキドマン・ジュリアンムーア・メリルストリープ・ジョンCライリー・トニコレット・エドハリス・クレアデインズ

あらすじ

 1923年ロンドン郊外のリッチモンドで作家ヴァージニアウルフ(ニコールキッドマン)は病気療養のためこの地に移り住み「ダロウェイ夫人」を執筆していた。1951年ロサンゼルス。「ダロウェイ夫人」を愛読する妊娠中の主婦ローラブラウン(ジュリアンムーア)は夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める。2001年ニューヨーク。「ダロウェイ夫人」の主人公と同じ名前の編集者クラリッサヴォーン(メリルストリープ)は親しい友人でエイズ患者の作家リチャード(エドハリス)が賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた。

感想

 それぞれ3つの時代を隔て、ヴァージニアウルフの「ダロウェイ夫人」を元に関係する3人の女性達の人生を描いた文学的な作品。全体的にかなり暗いテンポで話が進んでいくから耐えられない人は耐えられないんとちゃうんかな。シレっと見てるだけやったら結局何の映画やったんかが解らんやろうし。しかも主役が3人もおる。これを豪華と見るか内容をより難解にしてるだけと見るか。何回も繰り返し見ると内容がはっきりと見えてくる。見る人によっては名作にもクソにもなりえる。基本的にヴァージニアウルフについての知識がある前提で映画を作ってるような気がする。やないともっと映画自体が長くなってしまうやろし、それはそれで別にイイんやけど、なんか巧くまとめられた感じは出てるよ。まとめすぎて解りづらくなったってところかな。

 ネタバレになるかもしれんけど結局のところ三者三様のレズに対する考え方の違い・時代の違いそんなところやろ。文学的に如何にも映像を紡ぎましたって感じはするけど、結局はそうゆう事やし。ただニコールキッドマン・ジュリアンムーア・メリルストリープの演技はかなりのモンやった。その演技でセリフとセリフの間にある感情の揺れ動きが見事に伝わって来たしそれだけで十分見る価値はあるけども、内容が内容やからな。合う合わんは見てみないと何とも言えんかも。

 気付かん人も多かろうがヴァージニアウルフを演じているのは特殊メイクで顔を変えたニコールキッドマン。それで、アカデミー主演女優賞を見事受賞。まあ、ニコールの顔は豪華過ぎて本作の役には合わんわな。でも、イチイチ特殊メイクを用いないでも地でヴァージニアウルフを演じれる女優は他にもおるでしょうに。これは、製作者サイドからしてもニコール側からしても、あえて顔を特殊メイクで普通にする事によって、作品の宣伝にもなるし、自身の演技派としての評価が高くなるってゆう効果を見込んでの事でしょう。なんか、作られた名作感が片隅で匂ってしまうのはいた仕方ない。

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