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2006年10月30日 (月)

ワールドトレードセンター

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監督 オリバーストーン

脚本 アンドレアバーロフ

出演 ニコラスケイジ・マイケルペーニャ・マギーギレンホールマリアベロ

あらすじ

 2001年9月11日の早朝。いつものように家を出て署へと向かう港湾警察のジョンマクローリン(ニコラスケイジ)巡査部長。彼は署に着くと部下たちを集め、それぞれの現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易センタービルの北棟に旅客機が激突。港湾警察官たちに緊急招集がかけられる。すぐさまマクローリンを班長とした救助チームが結成され、現場へと急行する。新人警官のヒメノ(マイケルペーニャ)を含む4人の警官が、マクローリンと共にビル内に入ることを志願。しかし、彼らがビルに潜入した直後、大音響と共にビル全体が崩れ始めた。

感想

 今もなお記憶に新しい9.11同時多発テロの際、崩落したワールドトレードセンタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の港湾警察官の実話を映画化した作品。あの悲劇を映画化するにはまだ早すぎるという声もあったみたいだが現実はどうだ?アメリカ中が悲劇に包まれたとか言っておきながらアメリカ国民の何割かは正確にテロの起きた年を答えられなかったらしい。事件は風化すると言うがアメリカはこの9.11テロを持ってしても何も変わらないとゆうことか?だから今この映画を持ってしてアメリカ国民にあの事件を思い出してもらおうとするには良い時期なんではないかな。直接的な表現は避けてたし早いって事も少しは考慮したんかな。

 今回社会派なオリバーストーン監督らしくない家族愛を中心にした作りになっている。何千人とゆう人たちが犠牲になった中、生存者はたった20人。その中の2人にスポットを当てている。なんであろうか?まるで九死に一生の再現ドラマを見ているようや。映画の大半は生き埋めになった2人の描写。必死に生き残ろうとする気概は見えてきたが画面にひたすら動きがないので見ていてたいそう退屈である。事実、そのつまらなさに耐えかねて何人かは映画館を後にしていた程。そして動く映像と言えば心配する家族。自分の夫の無事がわからない不安ってのもわかるけど、どこかしら距離を感じた。それが顕著だったのが、ニコラスケイジ演じるマクローリンの妻がまだ助けられてないけど生き埋めになっている夫の生存を知らされたシーン。隣の黒人の女性はエレベーターボーイをしている息子の安否がわからず泣いている。それを「そのつらさ解るわ」と慰めるのだが、明らかに自分の夫は生きているとゆう心情がそこにはあり、それが上から目線に感じた。あくまでも作品に筋を通したいのなら余計なシーンである。2人の生存を発見した元軍曹なんかこの後、軍に復帰しイラクに行ったってゆうテロップも出るし何やねんな。テロで家族を失ってない人は見たらそれなりに感じるモノはあるかもしれやんけど、それってどうなんよ。題材にされた2人が警官って事も引っかかる。国民の命を守る為に自分達の命を張る職業に就いてる2人やんか。そんな2人の救出劇よりも一般人の救出劇の方がダイレクトに見る者にテロの無残さが伝わったのでは?そもそも善では悲しみを描くのは無理。悪を持ってして描かないとこの事件の無残さを伝える事は出来ない。

 でも、この作品テーマは家族愛。テロについての云々じゃなくてただ家族のつながりの背景にテロがあったとゆうだけ。その点から見たらかなりデキてる映画やと思うよ。でもさ・・・誰がそんなの見せられて納得するっちゅうねん!

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