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2006年12月 1日 (金)

インサイド・マン

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監督 スパイクリー

製作 ブライアングレイザー

脚本 ラッセルジェウィルス

出演 デンゼルワシントン・クライブオーウェン・ジョディーフォスター・ウィレムデフォー・クリストファープラマー

あらすじ

 ダルトンラッセル(クライブオーウェン)率いる4人の銀行強盗グループが白昼堂々マンハッタン信託銀行を襲い従業員と客を人質に取り立てこもる。連絡を受けNY市警のフレイジャー(デンゼルワシントン)とミッチェルが現場へ急行。しかし、周到に練られた計画をもとに行動する犯人グループを前に動きが取れず膠着状態が続く。一方、事件の発生を知りマンハッタン信託銀行会長のアーサー(クリストファープラマー)は、女性弁護士マデリーン(ジョディーフォスター)を呼び出し、ある密命を託し現場へと送り出した。

感想

  確かに練られた計画だ。とてもな。それをスパイクリー監督が巧みに演出していて、目を見張るものがある。しかし、この映画の予備知識として見る者には当然「用意周到な完全な計画による銀行強盗」ってのが頭にインプットされている。それを踏まえて見るという事は、どんな計画なんやろーなと、考えながら見てしまうのは当然の事。作る方もソレを銘打つならば解ったうえで作品を作っていかねばならない。本作、巧みに隠しているつもりだろうが、冒頭のクライブオーウェンの語りだけで計画の90%はバレると思う。んで、話が進むうちにそれが確信へと変わっていく。勘の良い人なら30分見れば残りの10%もわかってしまうかもな。製作者サイドからしたら、最初の90%は勘の良い人ならもしかしたら気付くかもしれないと思って作ってるな。だからこその90%。残りの10%で驚かすようにあえて冒頭のあのような演出にしたんだろうね。でもさ、逆に考えたら冒頭の演出がああなんだから何か裏があると考えるのが人のサガ。そこから考えを巡らせれば普通に残りの10%も解ってしまうと思うんよな。

 こうゆう系の映画って作るのが非常に難しい。伏線は入れなければならないけど、その伏線からネタバレに結びつかないようにするのは至難のワザ。だから本作では、それ以外にアーサー会長の秘密とは何なのかってゆう別の糸も絡ませて、もし銀行強盗計画にビックリしない観客の為に配慮していたな。でも、結局わからずじまいで終わらしてるやんか。中途半端にそんな要素を入れるんなら最初から本筋1本で堂々と勝負した方が良かったんではないか?と思いました。

 にしても、スパイクリー監督さんよ。銀行から銃声がして警察車両から銀行へデンゼルワシントンが駆け寄るシーン。あれは、何ですか?そこだけ異様にレベルが低い映像やったんやけども。いきなりあんな事されたら開いた口が塞がらんよ。

インサイド・マン DVD インサイド・マン

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