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2006年8月23日 (水)

スタンドアップ

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監督 ニキカーロ

脚本 マイケルサイツマン

出演 シャーリーズセロン・フランシスマクドーマンド・ショーンビーン・ウディハレルソン・シシースペイセク・リチャードジェンキンス・ジェレミーレナー

あらすじ

 暴力夫と離婚し2人の子供を連れ故郷の北ミネソタの町に戻ってきたジョージーエイムズ(シャーリーズセロン)。シングルマザーでなおかつ2人の子供の父親が違うということで周囲は彼女に冷たい視線を投げかけていた。そんなジョージーが自分の手で子供達を養うために鉱山労働者となる。決して楽な仕事ではないと覚悟していたジョージーだったが何より困惑したのは同僚のほとんどを占める男性達からの露骨で悪質な嫌がらせであった。

感想

  全米で最初にセクハラ訴訟に勝った実在の女性を元に映画化した作品。まだ女性の地位がそこまで高くない時代。父親までもが自分の浮気が原因で夫が出て行ったんではないかと言う中での鉱山労働。そしてセクハラ。正直セクハラのシーンは女性が見たら当然やと思うけど男から見てもイイ気は全くしない。弁当箱の中にゴム製ペ○スを入れたり、更衣室に大きく卑猥な文字を書いたり人気のない所で襲ってみたり正直セクハラってゆうよりは人間としてやったらアカンような行動の数々。それまで男の職場であった鉱山に女性が入って来て不安になる気持ちはわかるけども、それでも絶対したらアカン事やもんな。

 今回は久々に邦題が良かった。原題の「ノースカウントリー」も保守的な感じがにじみ出ていてそれはそれで良かったんやけど、日本でそんな題名の映画誰が見に行くかって所かな。で、「スタンドアップ」ってつけたんやろけど、コレも内容を的確に映しててかなりイイ題名。やのに、予告がよくない。あれじゃまるで、軽いブリジッチジョーンズ的なノリやんか。そりゃセクハラ訴訟ってゆう話ですってゆう予告作っても観客が集まるとは思わんけども、それはどっちにしたって一緒やし。日本では娯楽作品中心で社会派作品ってあんま興業的に奮わんからな。仕方ないっちゃ仕方ないんやけど初めてあの予告見たとき愕然としたわ。

 話は戻って、本作イロイロ印象に残るシーンはあるけども特に感銘を受けたのは父親が我が娘のためにスピーチするシーン。男は男で一致団結してるんやけど、卑猥な言葉で罵倒してるのが自分らの仲間の娘であるとゆう事実。そして、自分の娘がこうゆう目にあったとしたら?明らかにあそこで何か男どもの考え方がクルっと変わった感じがした。何にしても初めて行動を起こすってのはパワーと勇気がいる事やと思う。でもその第一歩が世界を変える。そして今回の場合彼女が訴訟を起こした事により職場でのセクハラに対する法案が出来た。彼女は男の仕事を奪おうとか男より上に行きたいとかそうゆう事やのうて、ただ同じように仕事がしたかっただけ。これきっかけで法案が出来た事は重要な一歩やと思うけど、今日の法案を逆手に取った女性の男性に対する復讐とも取られかねない言動はどうかと思う。

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Be Cool/ビー・クール

Becool

監督 Fゲイリーグレイ

製作 ダニーデヴィート

音楽 ジョンパウエル

出演 ジョントラボルタ・ユマサーマン・ヴィンスボーン・ダニーデビート・ザロック・クリスティナミリアン

あらすじ

 取立て屋から一転、映画プロデューサーとして成功を収めたチリパーマー(ジョントラボルタ)。そろそろハリウッドにも嫌気が差しはじめていた彼にインディーズレーベルを経営する友人トミーが、リンダ(クリスティナミリアン)という無名のシンガーを一緒に売り出そす話を持ちかける。ところが束の間トミーはロシアンマフィアに射殺される。そこでチリはトミーの遺志を継いで彼の妻イーディ(ユマサーマン)と共にリンダのマネージメントに。さっそくリンダの足かせになっていた悪徳マネージメント会社との契約を強引に破棄してしまう。

感想

 「ゲット・ショーティ」の続編。取立て屋から映画プロデューサーに転身した主人公が音楽業界を舞台に騒動を起こすドタバタものコメディー。いろんなクセがあるキャラがふんだんに登場するけども作品の流れを壊す事なくウマイ事まとめられてる。トラボルタってクール顔なんかな?どんな作品にも言える事やけどとにかくクールな演技がよく映える。そして「パルプフィクション」以来の共演で話題になったユマサーマンやけども、光り輝いてたな。正直いるか?って言われたら別にそうでもない役どころやけども。彼女は若いね。でも、そんなトラボルタやユマを抑えてこの映画で一番の存在感を見せてたのがザロック。なんか筋肉モノのしょうもない映画ばっか出てて大根ぶりを発揮してたのに、本作では違ってた。コメディーの才能の方があるんとちゃうんか?最初見た時、彼って気付かんくらい妙に画面に馴染んでたし、チアーズの物真似するトコなんて普通にキモくて笑えた。スティーブンタイラーとかブラックアイドピーズ等の有名所がカメオ出演してるのもアメリカンコメディならではやし、笑いどころはそんなないけどもまあまあな作りになってる。ストーリーはちょっと散漫な感じがあったかな。

いわずもがな「パルプフィクション」はトラボルタとユマの共演した作品ですが、それ以来の共演として話題となっただけで本作と何の関係もありまへん。

ビー・クール DVD ビー・クール

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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]

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監督 ティムストーリー

原作 スタンリー

脚本 マイケルフランス・マークフロスト

出演 ヨアングリフィズ・ジェシカアルバ・クリスエヴァンス・マイケルチクリス・ジュリアンマクマホン

あらすじ

 人類の進化と宇宙嵐の関係を研究している天才科学者リード(ヨアングリフィズ)。ある日その謎を解明するため元恋人で女性科学者のスー(ジェシカアルバ)・彼女の弟でパイロットのジョニー(クリスエヴァンス)・リードの親友ベン(マイケルチクリス)と共にスーの恋人でもある実業家ビクター(ジュリアンマクマホン)の援助を受け宇宙実験を実施する。しかしその最中5人は計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒され彼らのDNAに変化をもたらす。ビクターを除く4人はそれぞれ独特の超能力を授かった。一方ビクターは実験の失敗で喪失感と怒りを募らせ次第に邪悪なパワーを帯びていった。

感想

 原作コミックを映画化した王道のヒーロー物。やはり、ストーリーなんてモンはどうでもよくて見所は特殊な能力を得た4人が活躍するシーン。これに尽きる。でも、この作品も次回作が決まってて、その為の序章的な感じがするのは言うまでもない。迫力の映像は次作を見てくれって事か。はっきり言って見所は中盤の橋のシーンだけやったし。敵を倒すシーンなんか意外とあっけなくて、正直何の迫力もなかった。それに、ジェシカアルバよ。彼女のセクシーさはわかるけども、能力が透明人間になったりバリアはったりやろ。戦闘に使ってたバリアやねんけども、彼女なんか手を前に出して立ってるだけやん。他に何もする事ないん解るけど、かなりマヌケな映像やで。エエんかいな。まあ、スパイダーマンなんかと違って能力を得るまでの展開がチャッチャと描かれてたし作品の時間も長くない。そう悪くはない。が、そこまで面白いとゆうモンでもない。良く言って可もなく不可もなくってトコかな。これも次を見るためのプロローグって事で割り切るしかない。

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めぐりあう時間たち

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監督 スティーブンダルドリー

原作 マイケルカニンガム

出演 ニコールキドマン・ジュリアンムーア・メリルストリープ・ジョンCライリー・トニコレット・エドハリス・クレアデインズ

あらすじ

 1923年ロンドン郊外のリッチモンドで作家ヴァージニアウルフ(ニコールキッドマン)は病気療養のためこの地に移り住み「ダロウェイ夫人」を執筆していた。1951年ロサンゼルス。「ダロウェイ夫人」を愛読する妊娠中の主婦ローラブラウン(ジュリアンムーア)は夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める。2001年ニューヨーク。「ダロウェイ夫人」の主人公と同じ名前の編集者クラリッサヴォーン(メリルストリープ)は親しい友人でエイズ患者の作家リチャード(エドハリス)が賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた。

感想

 それぞれ3つの時代を隔て、ヴァージニアウルフの「ダロウェイ夫人」を元に関係する3人の女性達の人生を描いた文学的な作品。全体的にかなり暗いテンポで話が進んでいくから耐えられない人は耐えられないんとちゃうんかな。シレっと見てるだけやったら結局何の映画やったんかが解らんやろうし。しかも主役が3人もおる。これを豪華と見るか内容をより難解にしてるだけと見るか。何回も繰り返し見ると内容がはっきりと見えてくる。見る人によっては名作にもクソにもなりえる。基本的にヴァージニアウルフについての知識がある前提で映画を作ってるような気がする。やないともっと映画自体が長くなってしまうやろし、それはそれで別にイイんやけど、なんか巧くまとめられた感じは出てるよ。まとめすぎて解りづらくなったってところかな。

 ネタバレになるかもしれんけど結局のところ三者三様のレズに対する考え方の違い・時代の違いそんなところやろ。文学的に如何にも映像を紡ぎましたって感じはするけど、結局はそうゆう事やし。ただニコールキッドマン・ジュリアンムーア・メリルストリープの演技はかなりのモンやった。その演技でセリフとセリフの間にある感情の揺れ動きが見事に伝わって来たしそれだけで十分見る価値はあるけども、内容が内容やからな。合う合わんは見てみないと何とも言えんかも。

 気付かん人も多かろうがヴァージニアウルフを演じているのは特殊メイクで顔を変えたニコールキッドマン。それで、アカデミー主演女優賞を見事受賞。まあ、ニコールの顔は豪華過ぎて本作の役には合わんわな。でも、イチイチ特殊メイクを用いないでも地でヴァージニアウルフを演じれる女優は他にもおるでしょうに。これは、製作者サイドからしてもニコール側からしても、あえて顔を特殊メイクで普通にする事によって、作品の宣伝にもなるし、自身の演技派としての評価が高くなるってゆう効果を見込んでの事でしょう。なんか、作られた名作感が片隅で匂ってしまうのはいた仕方ない。

めぐりあう時間たち DVD めぐりあう時間たち

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2006年8月21日 (月)

バタフライ・エフェクト

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監督 エリックブレス・Jマッキーグラバー

音楽 マイケルサビー

出演 アシュトンカッチャー・エイミースマート・ウィリアムリースコット

あらすじ

 少年時代、エヴァン(アシュトンカッチャー)は記憶をなくすブラックアウトを起こすことがしばしばあった。そこで精神科の医師の勧めに従い日記をつけるようになる。ある日エヴァンが13歳の時ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリー(エイミースマート)との仲が引き裂かれる。その時にも彼にはブラックアウトが起きていた。やがて大学生となりブラックアウトもなくなり平穏な日々を送っていたエヴァンは幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあの時の記憶が鮮明に蘇った。そしてケイリーの今を知ったエヴァンは彼女への想いのあまり、ある行動に出てしまう。

感想

 バタフライエフェクト。その名の通り、かの有名なカオス理論を元にした映画。初期のごく小さな差で後々大きな差が生まれる。蝶が羽ばたけば地球の反対側で竜巻が起こるってゆう有名な言葉から名前をとったこの理論。予告も見ず前知識も何もなしで見た。途中ん?って所があったけど話が進む内に段々解ってきた。バタフライエフェクトをそう使いましたかって感嘆したわ。予告とか見てたほうが内容を理解しやすいと思うけど、全くの無知識で見たほうが面白いな。作品全体を通してバランスが非常によくてサクっと見れるし、終わり方もかなりイイ。エンディングのオアシスの曲もかなりマッチしてた。こうゆう系の映画ってあまり多くを語れない。すぐネタバレになってしまうしな。まず見てもらうしかない。まあ、ちょこっとだけ言えば、もしあの時ああしていたら・・・って事ね。オススメ。

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ダニー・ザ・ドッグ

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監督 ルイレテリエ

脚本 リュックベッソン・ジェットリー

出演 ジェットリー・モーガンフリーマン・ボブホスキンス・ケリーコンドン

あらすじ

 5歳の時に誘拐され、悪徳高利貸しのバート(ボブホスキンス)によって犬として育てられた男ダニー(ジェットリー)。常に首輪をはめられ、脅迫兼戦闘要員として借金の取立てと闘いの毎日。感情さえもないダニーが唯一興味を示したピアノ。ある日、ダニーは取り立てに向かった先で一台のピアノを見つける。そしてピアノに見入ってるダニーに盲目のピアノ調律師サム(モーガンフリーマン)が話しかけてくる。サムは戸惑うダニーに優しく接し、鍵盤の叩き方を教え、調律の手伝いをさせる。やがてダニーの人間としての面が少しずつあらわれ始める。

感想

 突拍子もないストーリーかもしれんけどアクションとドラマを融合させようと思ったらこん位せなアカンねやろな。 リュックベッソン脚本って事で全然期待してなかったけど、悪くはなかった。モーガンフリーマンがイイ味出してるわ。良い俳優ってのはもう折り紙つきやけども、この作品彼がいるいないでは全然評価変わったと思うよ。 アクションとして見たら逆に微妙なような気はした。絶対いらんもん。格闘中に女性のシャワー室に突っ込んでキャー!なんてシーン。無駄以外の何ものでもない。そもそも、格闘シーン自体途中から要らん感じがした。そんなシーンより早く物語が見たいって思う。そうみたらドラマ部分は成功したって考えても良さそうや。ベッソン特有のセンスの悪い悪党は付き物やけども。

  全体的にはアクッションってモンよりもどちらかといえばドラマ部分に重点を置いてるから、ソレが功を奏したんやろうな。ジェットリーとリュックベッソンは「キス・オブ・ザ・ドラゴン」でタッグを組んだ事のあるコンビ。って事は世間ではこの映画の評価は必ずキスオブザドラゴンとの比較になってしまうんとちゃうやろか。リーとベッソンのコンビでなかったとしてこの作品が生まれたかどうかは疑問やけども、もし全くコンビとか関係なくジェットリー主演なだけの映画としたら、確実に今よりは評価が高くなるやろうね。でも、それは仕方のない事やから、あまり昔タッグを組んだような作品を評価で引き合いに出さずに単体で評価していけばイイじゃないか。

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皇帝ペンギン

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監督 リュックジャケ

音楽 エミリーシモン

声の出演 ロマーヌボーランジェ・シャルルベルリング・ジュールシトリュク

感想

 マイナス40℃の南極で皇帝ペンギンの生態を追ったフランスのドキュメンタリー。最初ペンギンが登場した時はその愛くるしさがたまらない。でも、内容はそんな生易しいモンじゃなくて子孫を残す為だけに生きる皇帝ペンギンを描いている。卵を産むために延々と行進する皇帝ペンギン。そしてメスは生まれてくる雛にやるエサをとるため来た道を戻る。その間オスは何ヶ月もひたすら立ったまま何も食べずに極寒から卵を守りメスの帰りを待つ。そして雛が生まれたとしてもその寒さに死んでしまったりと、大自然のスペクタクルの中で命の尊さや儚さを感じる。決して人間ではありえない事が皇帝ペンギンの世界では普通に繰り返されていたりと、見ながらイロイロ考えさせられる作品。自然モノのドキュメンタリーとしては一級品ではなかろうか。3人の俳優たちがそれぞれ父、母、子のペンギンの思いを語り独特の世界感を紡いでいる。だだ、ドキュメンタリーとしてだけのモンじゃなく作品自体にもうちょっと時間的余裕を与えれば見る者にゆっくり考えさせる時間が出来たかもしれん。 日本語吹き替え版で声をしているのは石田ひかり・大沢たかお・神木隆之介。

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フライトプラン

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監督 ロベルトシュヴェンケ

製作 ブライアングレイザー

出演 ジョディーフォスター・ピーターサースガード・ショーンビーン・マーリーンローストン

あらすじ

 愛する夫を事故で亡くし悲しみに暮れる航空機設計士のカイル(ジョディーフォスター)。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリア(マーリーンローストン)と最新型のジャンボジェット機で帰国の途中。しかし飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消す。が、乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいない。さらに搭乗記録すらも存在しなかったことが判明。カイルはただ一人、ジャンボジェット機の中でジュリアを探し始める。

感想

 アイデアはイイと思うけどアイデア倒れに終わってしまってる。終わりが読めるもなにもラストに考えられるのは一つだけやんか。誰が考えても。それを無理矢理いろんなネタを仕込んで観客を惑わそうとしてるけど絶対引っかからない。あくまで無理矢理に投げやりに入れただけのネタやから中途半端極まりないねん。もっとビックリするようなラストを仕込んでくれたならまだ評価は上がったやろうね。でも、この作品に限っては、そこまでビックリするようなラストが仕込めたかは別。ネタがみつからないよ。よってコレが限界ってトコなんやろな。まあかなり短い映画やからサクっと見れる。そこだけが救い。母は強しって事で。

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ドミノ

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監督 トニースコット

製作トニースコット

脚本 リチャードケリー

出演 キーラナイトレイ・ミッキーローク・ルーシーリュー・クリストファーウォーケン・エドガーラミレス

あらすじ

 名優ローレンスハーヴェイの娘として何不自由ない恵まれた生活を享受するドミノ(キーラナイトレイ)。しかし父はドミノが幼いときに亡くなり母は再婚相手探しに夢中。上流階級の生活に空虚さを感じていたドモノも15歳となり美しく成長すしトップモデルとして活躍。しかし彼女の心は満たされなかった。大学進学後も荒れた生活が続き、そんなある日、新聞でバウンティハンター募集の文字を目にし自分が求めていた何かがそこにあると賞金稼ぎになる事を決意する。

感想

 実在の人物ドミノハーヴェイを元にした映画。トニースコットは良い監督やけど撮影手法に波があって、その時自分がハマってる撮り方で撮る人なんよね。彼の作品見たら監督の名前を知らされてなかったとしても解ってしまうくらい。その撮り方がハマってる作品は素晴しいんやけども、この作品は合ってなかったな。危ない感じやヤバい感じを画で出したかったってのは十分解るけどもモノには限度って物が必要で、目まぐるしいカメラアングルが見る者を酔わせ逆に疲れてしまうだけになってる。場面もとびとびで作品全体を通して見たらただドミノの伝記の目次を順番に読んでる様な気がしてならない。キーラナイトレイの新境地って事やけどまだもう1つパンチを効かした演じ方してもよかったと思う。映画慣れしてる人やったらまだ最後まですんなり見れるけど、そうでない人は途中でしんどなるんとちゃうやろか。

 最後チラッとだけドミノ本人が登場するんやけどこの作品の公開直前に謎の死を遂げたらしい。エンドクレジットの感じとかはまだ監督のセンスが出てて良かった。予告とか見て思ったんやけど、「マイ ネーム イズ ドミノハーヴェイ。 アイ アム ア バウンティーハンター。」ってゆうの全面に押し出しすぎじゃね?これでもかってくらい。で、映画本編でもそうやったの。うんざりやで。そんなんするからなんか安っぽくなるんよな。

ドミノ DVD ドミノ

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チャーリーとチョコレート工場

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監督 ティムバートン

原作 ロアルドダール

ナレーション ジェフリーホールダー

出演 ジョニーデップ・フレディハイモア・ヘレナボナムカーター・デヴィットケリー

あらすじ

 失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしている少年チャーリー(フレディハイモア)。彼の家のそばには、15年間誰一人出入りしたことがないにもかかわらず、世界一のチョコレートをつくり続ける不思議なチョコレート工場があった。ある日、工場の経営者ウィリーウォンカ(ジョニーデップ)は、全商品のうち5枚だけに入っているゴールデンチケットを引き当てた者にだけ特別に工場の見学を許可するとゆう声明を発表。一年に一枚しかチョコを買えないチャーリーは奇跡的に幸運のチケットを手にし晴れて工場へと招かれる。

感想

 やっぱりティムバートンってこうでなきゃ。終始映像は綺麗やねんけどブラックな感じを入れつつみたいな。まあ、映画的には全然面白くないんやけどな。まず、映画に登場する生意気な子供達。この映画を子供に見せて悪い見本としてみせしめるのはイイけど、懲らしめるだけ懲らしめても結局子供は何も変わってない。成長の後が見えない。まあ、たかだかってゆうても結構酷い事されてるんやけどあれだけの事で人間変わるかってゆわれたら変わらないし、見てるこっちからしたら小生意気な子供らがどんなにクソかって事がわざわざ映画で指摘せんでも解るし、凝らしめる必要性が全くって言っていい程ないやんか。懲らしめるんならもう、最後に子供らを登場させたらアカンな。観客にあの子供らどうなったんやろって思わせる位じゃないと正直意味がない。散々父親と確執があるかと思われたウィリーウォンカもすんなりと和解するし、映画全体を通してメッセージ性が希薄。この映画からメッセージ性抜いたら抜け殻やん。さすがティムバートン。

 でも、ジョニーデップだけは褒められた。新たで独特なキャラを見事に作りだしてる。でも、あそこまで独特やねんやったら逆に演じんのは楽なんとちゃうんか。比較するモンがないんやから誰も上手い下手を付けられへんやん。奇抜なだけで簡単に上手いって言いたくはないしな。

チャーリーとチョコレート工場 特別版 DVD チャーリーとチョコレート工場 特別版

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ビッグフィッシュ

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監督 ティムバートン

原作 ダニエルウォレス

音楽 ダニーエルフマン

出演 ユアンマクレガー・アルバートフィニー・ビリークラダップ・アリソンローマン・ヘレナボナムカーター・ジェシカラング・ダニーデヴィート

あらすじ

 父エドワード(アルバートフィニー)は自分の人生を幻想的な話として語り、聞き手楽しい気分にさせる名人だった。ウィル(ビリークラダップ)も子供の頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。出産間近の妻とパリで幸せに暮らていたが、ある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け妻を連れて実家へ。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった。

感想

 ティムバートン作品って事で敬遠されてる方。これはオススメやわ。

 前半は大半の人は見ていても映像が綺麗なって位でそんな意味もわからんのんとちゃうやろか。ただ父親のほら話の映像化みたいな感じで意図が組み込めないかも。それもこれも後半への伏線。ウィルが父親の事をジェニファーに聞きに行くトコからようやくこれまでの話の意味がわかって来る。そして父親に息子がしてやる最初で最後の話。不覚にも泣いてしまった人も多いはず。上手いこと考えて作られてるな~とゆうのがまざまざと感じられ感嘆するしかないわ。映像の綺麗さでゆうたら、それはもうティムバートンの十八番やねんやろうけどコレまでブラックユーモア的な別に面白くともなんともない作品ばっかり作って来た監督が作った映画とは到底思えない程の仕上がりを見せてる。見終わった後はまるで自分がおとぎ話の中にいるかのような錯覚すら覚える。

 この映画はファンタジーの部類に入るんだろうな。人魚や巨人や狼男。現実離れしてるからファンタジーは好きじゃないって人にもこれはオススメです。本作は現実とファンタジーが上手く描け分けられている。あくまでファンタジー部分は父親がしてくれる話の記述。その話はホラかもしれないけど、大事なのは事実かどうかじゃない。その話で周りの人が幸せになるかどうか。最後に医師がウィルにこそっと現実の話をしてくれる。しかし、「つまらん話だろ?2つの話のどちらかを選ぶなら私は結婚指輪を魚が飲み込んだ話の方が面白いと思うね。」と。そうゆう事。

ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション DVD ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション

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シンデレラマン

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監督 ロンハワード

製作 ロンハワード

音楽 トーマスニューマン

出演 ラッセルクロウ・レニーゼルウィガー・ポールジアマッティ

あらすじ

 妻メイ(レニーゼルウィガー)と3人の子供を持つジム(ラッセルクロウ)は、ボクサーとして将来を期待されていた。しかし1929年右手の怪我をキッカケに勝利から離れる。時代は大恐慌。やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者として肉体労働をし家計を支えていた。そんなある日、元マネージャーのジョー(ポールジアマッティ)から1回限りの復帰試合の話が。相手は勝ち目のないボクサー。それでもその報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けた。

感想

 大恐慌時代を家族の為に戦い続けた実在するボクサーの話。ストーリー自体は何の捻りもない単純なモンやねんけど実話って事が画面に重みを持たせてる。そしてラッセルクロウとレニーゼルウィガーの演技により、さらに画面にリアルさがまして見る者を引き込ませる。大恐慌って事を理由に自分の子供を決して手放さないと約束した主人公が自分を引退に追い込んだ奴のトコでお金をカンパしてもらいに行くシーン。それがこの映画の全てを語ってると思う。あのシーンは実話であるからこそ、ココまで人を引き付けるシーンに仕上がったんではないだろうか。そして、カムバックした主人公が家族を背負いながら戦っていく。そんなシーンにも一役かってるよ。

 でも若干、感動ストーリーとして完成されてる作りが逆に鼻についたかな。アメリカのアメリカらしさって言えばそれだけかもしれん。それだけやったらインパクトが少ない気もする。まあ、この作品に改まってそんなインパクトなんていらんけどさ。

シンデレラマン DVD シンデレラマン

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2006年8月20日 (日)

イン・ハー・シューズ

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監督カーティスハンソン

製作総指揮 トニースコット

出演 キャメロンディアス・トニコレット・シャーリーマクレーン・マークフォイアスタイン

あらすじ

 抜群のスタイルと美貌を持ちながら、難読症がコンプレックスとなっているマギー(キャメロンディアス)。姉のローズ(トニコレット)は弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。定職にも就かず、ローズの家に居候していたマギーは、ある日ローズの留守中に訪ねてきた彼女の恋人にちょっかいを出してしまい、怒ったローズに家を追い出されてしまう。行く当てのないマギーは、仕方なく亡くなった母方の祖母エラのもとを訪ね、彼女が世話役をする老人たちの施設で働かせてもらう。

感想

 女性目線主体の女性映画って感じで男には理解し難い内容になってるかも。でも、普通にイイ映画。冒頭のキャメロンは最悪って感じで、この映画面白くないんかな~と思ってたら、そっからは何の気なしに画面に引き込まれてる。画面からも伝わって来るようにキャメロンのお色気ムンムンって感じ。撮り方が上手いのかな。どことなく老けてきたような感じも受けるんやけど、それに伴い演技派に転向しようとしてきてるね。でも、そんな事差し引いたとしても、この作品でキャメロンいい感じ出してるよ。でも、やっぱり顔は老けてる・・・2回ゆうたった。けども難読症で勉強から逃げてきてマトモに文章が読めないのに、あるおじいさんに勧められて詩の読み聞かせをするシーン。そしてラストの結婚式で詩を読むシーン。最高じゃないですか。トニの顔も段々垢抜けて来るしさ、喧嘩した姉妹が最後どう仲直りするんやろうかって見ていて面白いよ。題名の通り映画のテーマは靴。ローズは色んなカワイイ靴を持ちながら自分には合わないと履くのを拒んできた。そんな彼女も経験をつみ成長し、いろんな靴を履き替えて最後は自分にピッタリな靴が見つかる。ええ事ゆうわ。

イン・ハー・シューズ DVD イン・ハー・シューズ

販売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
発売日:2006/04/07
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DEATH NOTE デスノート

Death_note

監督 金子修二

出演 藤原竜也・香椎由宇・松山ケンイチ・瀬戸朝香・細川茂樹・戸田恵梨香・鹿賀丈史・津川雅彦・藤村俊二

声の出演 中村獅童

あらすじ

 東応大学で法律を学ぶ大学生、夜神月(藤原竜也)。将来を嘱望される彼は法による正義に限界を感じ、激しい無力感に襲われていた。ある日、彼はDEATH NOTEと書かれた一冊のノートを手に入れる。ノートには「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と書かれていた。試しに誘拐殺人犯の名前を書き込んでみると、翌日の新聞にはその男の心臓発作による死が。ノートの力を確信した月は、自ら犯罪者を裁くことを決意する。やがて連続する犯罪者の不審死が事件となりインターポールが警察庁に送り込んだ謎の名探偵L(松山ケンイチ)が事件解決に乗り出す。

感想

 別に良くも悪くもない普通の映画。それ以上でも以下でもない。原作漫画が面白いから安易に映画化しようとする最近の風潮が嫌だ。そもそも2時間に詰め込んで原作より面白くなるはずがない。まだこの作品は駄作にならなかっただけマシやったよ。原作を映画化するならアイデアだけ頂戴してオリジナルストーリーでせめてイカなアカンよ。そうしないとどうしても、原作との比較になる。映画として見ても漫画の呪縛から抜け出せてない感が満載やったし、オリジナルのキャラを登場させてる!ってゆうても全然オリジナル感が画面から伝わってこなかった。これも、原作をそのまま映画化しようとした為に生じたアカンところやな。俺自身、この映画を見るまで原作を読んだ事なかったけども内容が手に取るように読めてしまった。ストーリーテーリングがイマイチってトコなんかな。もっと月とLの心理戦を重点的に作品に反映させて欲しかったところ。後編をどう作って来るんやろか。謀歌舞伎俳優のリュークの件もあるし、そこだけ注目しとこ。でも、この程度で客が入ったんやったら製作サイドからしたらウハウハやろうに。

DEATH NOTE デスノート DVD DEATH NOTE デスノート

販売元:バップ
発売日:2007/03/14
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ゲド戦記

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監督 宮崎吾朗

プロデューサー 鈴木敏夫

声の出演 岡田准一・手嶌葵・田中裕子・小林薫・夏川結衣・香川照之・内藤剛志・倍賞美津子・風吹ジュン・菅原文太

あらすじ

 突如、西海域の果てに棲む龍が人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに続いて、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡は崩れつつあった。偉大な魔法使い、大賢人ゲド(菅原文太)は、災いの源を探る旅に出る。そこで心に闇を持つ少年エンラッドの王子アレン(岡田准一)と出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは街はずれにある幼なじみテナー(風吹ジュン)の家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルー(手嶌葵)も住んでいた。彼女はアレンを激しく嫌悪するのだった。

感想

 今作の監督である宮崎吾朗はあの宮崎駿の息子。スタジオジブリ作品って事やけど今までの作品とは切り離して考えた方がイイ。全く違う系列の作品として見ても微妙な作品やった。監督として初めての作品としたらかなり上出来の部類に入るんやと思う。でも、スタジオジブリってゆう冠を付けて製作するんやったらもっとクオリティーを上げないと世間は納得しないんではないか?音のつながりや画のつながりも素人目に見てもまだまだやなって感じやった。ストーリーも全体的に重かったし、所々途中に入るアクションシーンもその重さをカバーするためだけに無理矢理入れた!みたいな感じも受ける。セリフは全体的に説教ぽいし物語の流れに自然さがない。

はっきり言って、そこらの監督がこの作品を作って公開してもヒットはしないよ。たまたま見た人がなんか次世代を担う新たな監督が出て来たなあ。。って思う。そんくらいの作品。この勢いは完全にジブリの名前に頼ってるな。

 でも初めから完璧な作品作られてもつまらんし、これだけ伸びシロがあるんやからこのヒットに天狗にならずに頑張って欲しい。まあ作品はこんなやけどな。これからの日本のアニメを担って行く人間の原点を見ていて損はないんやないか。いや・・・損だらけか。

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