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2006年11月22日 (水)

グッバイ、レーニン!

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監督 ヴォルフガングベッカー

脚本 ヴォルフガングベッカー

撮影 マルティンクララ

音楽 ヤンティルセン

出演 ダニエルブリュール・カトリーンザース・マリアシモン

あらすじ

 1989年の東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス(ダニエルブリュール)。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命し、母クリスティアーネ(トリーンザース)はその反動からますます愛国心を強めていった。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが参加した反社会主義デモで警察と衝突しているところを母に偶然目撃されてしまう。母はショックで心臓発作を起こし昏睡状態に陥る。その間にベルリンの壁が崩壊。8ケ月後、資本主義国家となったドイツで母は奇跡的に覚醒する。

感想

 愛国心の強い母にベルリンの壁崩壊とゆう事実を伝えるとショックを与える事になるためアレックスは必死に東ドイツを演出する。コメディとしてみたら、やっすい、うっすい、作りが非常に残念。これも、ドラマ部分がとてもイイからやねん。国への愛情か、はたまた息子の自分への愛情か。見ていて心地がイイ。それだけではなくて東ドイツと西ドイツの違いが上手く映像化されてる。日本にいる人間にしてみればニュースでしか見たことのないベルリンの壁崩壊前後のドイツを改めて感じるイイきっかけにもなるんとちゃうかな。

 映画としての作りはムラが多くてとても悪い。でもムラをそぎ落としていって残ったモノの質は非常に高い。母の最後の表情が全てを物語ってるね。

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アンジェラ

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監督 リュックベッソン

製作 リュックベッソン

脚本 リュックベッソン

出演 ジャメルドゥブーズ・リーラスムッセン

あらすじ

 アンドレ(ジャメルドゥブーズ)はギャング絡みの借金が原因で48時間後には殺されてしまう運命にあった。絶望の淵に立たされたアンドレはセーヌ河に身投げする覚悟を決める。その矢先、隣に現われた美女が突然ん川に飛び込んだのだ。とっさにアンドレも飛び込み無我夢中で彼女を助け出す。これがきっかけとなり美女アンジェラ(リーラスムッセン)はアンドレ後を付いて回るようになったのだった。

感想

  終始映像は白黒。まあ、その感じは映画自体に非常にイイ雰囲気をもたらしてました。この映画、題名かもわかるように、突然表れた美女の正体は天使なんですよね。その天使がアンドレ自身に自信を取り戻させようとする。言葉言葉は非常に良い事も言ってたりするんやけど、設定自体があまりにも陳腐やからさほど響かんのよな。基本的に何が目的でリュックベッソンはこの映画を作ったんやろうか。見たら感じると思うけど、エンジェルにAをつけたらアンジェラになるからって安易すぎる発想だけで作った映画やよ。あとはソレをもとに肉付けしていっただけやな。言いたかった事はもっと自分に自信を持って自分を愛せ!と。伝えようとしてるメッセージはそれなりのモンやねんけどな、やはり薄い。薄っぺらい。リュックベッソンは監督より製作だけに回った方が面白くなるね。

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2006年11月20日 (月)

ホテル・ルワンダ

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監督 テリージョージ

製作 テリージョージ

音楽 ルパートグレグソン=ウィリアムズ

出演 ドンチードル・ソフィーオコネドー・ホアキンフェニックス・ニックノルティ・デヴィットオハラ・ジャンレノ

あらすじ

 1994年ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦は終息したものの街は依然不穏な空気が漂っている。ベルギー系の高級ホテル「ミルコリン」で働く支配人ポール(ドンチードル)は、ある晩帰宅すると暗闇に妻と子供達が身を潜めていた。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから、ひとまずミルコリンに避難することに。外国資本のミルコリンはフツ族の民兵でさえもうかつには手を出せなかった。そのため逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだがフツ族による襲撃が迫っていた。

感想

  ルワンダでの民族紛争で実際に起こった出来事の映画化。家族を救いたいという思いが結果的に1200人もの命を救う事になった奇跡の物語。

 例え1つの命やとしても、命である限りは命には変わりはない。ジャーナリストが決死の思いで虐殺の映像を撮影し、それをテレビで公開したのに世界が出した答えは撤退だった。ルワンダには価値がないんやと。その考えも国レベルで考えたらわからなくはないし、決して間違えた決断ではないと思う。でも、いざ自分がその立場になったとしたら助けは欲しいよ。こんな時こそ損得なしの行動って必要になってくるんとちゃうやろか。そもそもは民族間の争いがなくなれば良いんやろうけど、それぞれどっちが悪いとかやなくて、ただ自らの正義を信じて行動してるだけ。愛国心ってのがあるように自らの民族を愛するが為に、どうしても民族紛争ってなくならない。暴力は暴力を生み、その暴力もまた暴力を生む。人類が平和になりますようにってさ、結局のところ理想論やと思うんやけど、少なからずとも平和への働きかけを進めていく事ってやっぱり大事なんよな。まずは、この世から見境ない暴力がなくなりますように。

 ルワンダでの本作の出来事なんかさ日本からしてみれば、ただのニュースの一ページに過ぎないやろ。でも、ルワンダの人からしてみれば、その一ページが人生全てやった訳やんか。実際に味わってないんやし他人事である事には変わりはないんやけど、こうゆう事に一人でも多くの人が目を向けて考える。それって大事よな。この映画はそんな事を教えてくれるイイきっかけってゆう意味も込めて見るべき作品やと思いますよ。

 日本では本作、興業的な観点から公開が見送られてたらしい。でも、一人が立ち上がり二人が立ち上がり、署名活動により公開が決定。それは素晴しい事やと思う。けど、逆に日本の社会問題に対する意識の低さをやっぱり露呈してしまったってところかな。

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2006年11月19日 (日)

好きだ、

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監督 石川寛

脚本 石川寛

音楽 菅野よう子

出演 宮崎あおい・西島秀俊・永作博美・瑛太・小山田サユリ・野波麻帆・加瀬亮

あらすじ

 川辺でギターを弾いている同級生のヨースケ(瑛太)に想いを寄せいていた17歳のユウ(宮崎あおい)。ヨースケは事故で大切な人を亡くしたユウの姉が気になっていた。やがてユウは想いを伝えられないまま、ある出来事が2人を引き離す。17年後。34歳のヨースケ(西島秀俊)とユウ(永作博美)は東京で偶然再会する。

感想

  映画全編を通して暗い雰囲気はあるけども、どことなく爽快でゆったりしていて、多くを語らない。見ていると心地よい風を感じているかのよう。セリフとセリフの間が特徴的と言っても言いほどかなり長い。けども、そこに心情の揺れ動きや心の葛藤などが見て取れる。画面に映っている俳優に自分を置き換えて、「自分なら・・・」って想像しながら見るのが良いかもね。それに出演者の誰しもがイイ演技をしはる。コレやろな。この演技の絶妙さあってこその間なんやろな。ただセリフとセリフまでの時間が長いだけやったら見てるこっちが想像しようにもダイレクトに心情が伝わって来ないもんな。

 内容自体がどうこうではなくて、見ていて気持ちを穏やかにさしてくれる。そんな感覚を大事にしたい。そんな作品です。ギターの音がいつまでも頭ん中に残ります。日々の忙しさに流されてしまいそうな時にオススメします。

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SAW3

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監督 ダーレンリンバウズマン

脚本 リーワネル

出演 トビンベル・ショウニースミス・ドニーウォールバーグ・リーワネル

あらすじ

 ソリッドシュチュエーションスリラー、ソウシリーズの第3作目。女性外科医リンが目覚めた場所には脳腫瘍で瀕死のジグソウ(トビンベル)がいた。アマンダ(ショウニースミス)はリンにあるルールを提示する。ある男に仕掛けたゲームが終わるまでジグソウを生かしておく事。ジグソウの心臓が止まれば首に巻かれた爆弾が爆発する。時を同じくして食肉工場の1室で目覚めた男。彼はひき逃げで最愛の息子を失ったジェフ。彼の前に現れるのはひき逃げを目撃しながら証言をしなかった女性、犯人に軽い刑しか言い渡さなかった判事、そして最愛の息子を殺した犯人。ジェフはこの3人の運命を自分に委ねられたゲームに巻き込まれるのであった。

感想

 シリーズ3作目という事で、エグさがかなり増してきてる。2を見て当初の目的とちょっと違う所に走ってるような気がしたけど、それは俺の間違いやったってことに3を見て気付いたよ。最初からスプラッター映画として作ってたんやな。たまたま1作目のラストがスゴかっただけですか。そうですか。アクション映画なら続編を作る時、さらに迫力を追い求めてしまうのと一緒でSAWシリーズはいかにスプッラターのシーンをエグく見せるか!それだけに一生懸命取り組んだ結果、ラストは片手間程度で、ただ映画全編を通してエグいだけの作品になったんやな。

 あと、前2作の補足説明みたいなシーンもありました。それはある意味面白かった。いろんなトコで「アレはない!」とか「なんであんな事になんねん!おかしいやん。」って言われ続けてましたもんね。それに対抗して実はこうやったんや!どうや!ってゆう製作者サイドの意地みたいなモンが垣間見えた瞬間。別にそのシーンなかった所でSAW3には関係ないからね。

 このシリーズもう4の製作も決まってるみたいです。ってゆうか5も。それを踏まえてみると、この後どうやって話を繋げていくんやろか・・・ってゆう期待感が持てます。そうゆうラストです。話の繋げようが見つからない。もう潔くやめたらいいのにね。

 とにもかくにも、この映画は余程のスプラッターに強い人にしか勧めません。これがR15ってどうゆう事なんやろ。18歳未満禁止でもおかしくないと思います。

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