2007年5月 5日 (土)

バベル

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監督 アレハンドロゴンザレスイニャリトゥ

脚本 ギジェルモアリアガ

出演 ブラットピット・ケイトブランシェット・アドリアナバラーザ・役所広司・菊池凛子

あらすじ

 モロッコの山間部を走る一台のバス。壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行にやってきた一組のアメリカ人夫妻リチャード(ブラットピット)とスーザン(ケイトブランシェット)。しかし遠くから山羊飼いの少年が放った銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃する。血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐリチャード。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていたメキシコ人の乳母アメリア(アドリアナバラーザ)は息子の結婚式に出るため帰郷する予定だったが夫妻が戻らず途方に暮れる。仕方なく、幼い子供たちも一緒に連れてメキシコへと向かう決断をする。やがて事件を起こしたライフルの所有者として、最近妻が自殺したばかりの東京の会社員ヤスジロー(役所広司)の名前が浮上する。そんな彼の女子高生になる聾唖の娘チエコ(菊池凛子)は、満たされない日々に孤独と絶望を感じていた。

感想

 どうなのよ。このバベルって作品がさ日本でこんなに話題になってるのって、ブラピが出てるってのもあるけど、やっぱり菊池凛子がアカデミー賞にノミネートされたってのが大きいんやろな。そうでなけりゃこんなにも日本人が映画館に押しかける類の作品じゃあないもの。さてさて。どうしたものか。

 正直言っちゃうと面白くはなかったです。感動した!って人も多かったですが個人的には全く楽しめませんでした。この映画のテーマって言葉が伝わらない事へのもどかしさとかでしょ。モロッコのシーンであれメキシコのシーンであれ「まあこんなモンじゃないの」とゆう感じだけで、もどかしさを感じさせる演出が皆無やったと思います。その点で言えば日本のシーン。かなりもどかしさは感じましたが、どうなんでしょうか。日本での日常生活で言語の異なる人間を相手にする機会なんて、まぁないですから設定を聾唖にしたんじゃないでしょうか?明らかに日本パートだけ本質が異なった作りになってました。統一感が無いとゆうかなんとゆうか。聾唖とゆう設定にしとけばそれなりの雰囲気が出るし観客もそれなりに勝手に重く受け止めてくれるやろ!とゆう安易さが目に付きました。

 さらに言えば感動するしないは別にして何かを考えさせる土壌はしっかりしている映画です。でも肝心のメッセージと言うか監督の言いたい事が全く形として描かれてませんでした。これは放棄ですか?全てを観客に丸投げですか?正直そこを描かないからかなり薄~い作品になってますよ。やっぱりこの監督は安易にバベルを撮ったのではないでしょうか。例えるなら「クラッシュ」を「ゲド戦記」風に宮崎吾朗がリメイクしたって所かな。選んだテーマは良いものの監督自身どう扱ったら良いのか解らず、さも意味ありげに作って「これを見て何も感じないのは見た奴が悪いからだ!」ってゆう明らかな上から目線ですよ。

 単に撮るだけやと物語の薄さが目立つってんでモロッコパートやメキシコパート、はたまた全くテーマの異なる日本パートを組み込みそれぞれに繋がりを持たせる事にした様な気さえします。最初から考えてたにしたらビックリするくらい稚拙な繋がりですからね。こんなんで物語が繋がっていく驚きを感じろと言う方が無茶ですよ。さらには映画の都合上時間軸をずらすしかなかったのも解らんではないですが、あるパートを見ていたら違うパートのネタバレを、さも当たり前の事の様に映像に盛り込んでたのはどうかと思います。モロッコではまだ解決してない事が日本では普通にニュース映像で流れてたり。これも安易な発想で、それぞれのパートに繋がりを持たせる為の演出なんでしょうけど歯車が悪い方、悪い方へと回ってます。正直この監督はセンスないです。

 日本パートを見ながら心の中で「お前もお前もパンツ穿けよ!」と突っ込んだ人が多いんじゃなかろうか。なのにモロッコパートのブラピが怪我した妻のパンツを脱がすシリアスなシーン。「用を足す時にパンツは脱ごう!」キャンペーンか!シリアスなシーンが台無しやわ。そんなパンツにまで繋がりを求めんでもエエんやないかい。正直、部活をあそこまで頑張ってる女子高生がチャラチャラしてるクラブになんか行ったりしませんよ。薬なんか、いとも簡単に手を出したりしませんよ。パンツのシーンは別にいらんと言えばいらんモンなんやし日本人も下に見られたモンですな。

 このバベルという作品は内容のない単なる記録映画です。ここまで酷評して本来なら☆1つって所やねんけどブラピが通訳さんに「子供は二人だけ?」と聞かれるシーン。この夫婦は3人目の子供を生まれてすぐ亡くしており夫はその事実から逃げていた。それに向き合うためのモロッコ旅行。通訳さんの問いかけに何も答えられないブラピ。そのシーンは脚本の良さといいブラピの演技の良さといい妙にリアリティーが感じられ鳥肌が立った。そのシーンの出来の高さには驚いたので1つ加えて☆2つという事で。

 にしても最後のメモには何て書いてあったんだろう・・・まさか・・・ヤスジローとチエコって・・・親子にも関わらず・・・って事じゃ?監督よ!どことどこを繋げとんねん。

バベル スタンダードエディション DVD バベル スタンダードエディション

販売元:ギャガ・コミュニケーションズ
発売日:2007/11/02
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2007年2月12日 (月)

バトル・ロワイアルⅡ鎮魂歌(レクイエム)

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監督 深作欣ニ・深作健太

脚本 深作健太

出演 藤原竜也・前田亜季・前田愛・忍成修吾・酒井彩名・ビートたけし・末永遥・石垣佑磨・神戸みゆき・柳沢なな・竹内力・真木よう子・加藤夏希・三田佳子・津川雅彦

あらすじ

 無作為に選ばれた中学3年の1クラスを最後まで殺し合わせる新世紀教育改革法・通称“BR法”。その極限状況を生き延びた七原秋也(藤原竜也)は数年後、反BR法のテロ集団ワイルドセブンを組織し首都を爆破。全ての大人に宣戦布告する。一方大人たちは新世紀テロ対策特別法・通称“BRII”を開始し、孤島に立てこもる七原たちに対抗。選ばれたのは不良ばかりが集まる1クラス。生徒たちに課せられたルールは、1.七原を殺せば勝ち、2.制限時間は三日間、3.ペアを組み一方が殺されればもう一人も爆死する、という非情なものだった。

感想

  この作品からしたら前作の強烈なメッセージなんて、あって無かったようなモノなのか?いやいや恐れ入ったぜ!深作ファミリー。

 あの深作欽二監督はこの映画の完成を待たずして死去。死してなお画面から滲み出る深作欽二の臭いはこの作品にかけた並々ならぬ思いを感じさせる。そして後を継いで完成に持ち込んだ息子の深作健太。欽二監督の想いは息子の手によって立派な1つの映画となったよ。

 ぶっちゃけ2作目ということもあり期待なんて、これっぽっちもしてなかった。上映が始まるも、はやり期待通りかと落胆の色は隠せなかったのだが、竹内力の登場にて雰囲気は一変した。凄ぇ~よ!力さん。なんでそんな演技が出来るんですか。まるで壊れてるみたいじゃないっすか。そんな感情丸出しで某国を批判なさるなんて。深作さんも深作さん。しかもそれを普通に映画として作ちゃうなんて。ここまで行ききったら逆に気持ちがいいぞ。この気持ち良さといったらラグビーの試合で全力を出しきって負けた時のような変な気持ち良さだぞ。

 ただ俺が普段考えてるような事を大っぴろげに、しかもガツ~んと竹内力が語っていたのがダイレクトに心に響いたってのが大きいけど、皆はどうなんかな?今の日本。そして世界の今を考えるに足る映画やと思います。個人的にはそれだけでお腹イッパイ。大満足でした。

バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム) 通常版

販売元:東映ビデオ
発売日:2003/12/21
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2007年2月11日 (日)

バトル・ロワイアル

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監督 深作欣ニ

脚本 深作健太

出演 藤原竜也・前田亜季・山本太郎・栗山千明・塚本高史・柴咲コウ・安藤政信・ビートたけし

声の出演 前田愛

あらすじ

 大不況に見舞われ、失業者が全国にあふれる一方、学校では不登校生徒が増大、少年犯罪も多発、少年に対する大人たちの怒りが爆発、こうした国民世論を背景に強力な生存能力を備えた青年の養成と、強い大人の復権を目的とした“新世紀教育改革法”通称BR法が公布された。それは全国の中学3年生の中から無作為に選ばれた1クラスを、最後の1人になるまで殺し合わせるという過酷で理不尽なものだった。

感想

 公開当時はその暴力描写からR15指定になるなど何かと世間を動かした作品。監督自身は中学生にこそ見て欲しいと撮ったのに映倫に引っかかり中学生以下は見れないとゆう矛盾に賛否両論の意見が出た。この行き過ぎた暴力描写は中学生には見せるべきではないだの、これを規制するのは上辺だけで物事の本質を見ていないからだの、議論を生んだが、それこそこの作品を生んだ深作欽二監督しかり原作の高見広春の思うツボだったのではないか。

 議論が2つに分かれるのもそのハズ。この反大人的映画を見て世の中で良識あるとされている大人は心良く感じないでしょうよ。自分を否定されておとなしくなるような大人じゃあない。そして、その良識に従って表面の闘いを批判しに走るわけだ。この映画は心と心の闘いである。直接描く事をしなくても強く感じれるそのメッセージを受けて肯定的に捉える事の出来るのは社会的弱者だ。そんな彼らにこそ、この映画を見てもらって何か感じてもらい、これからの人生を生きてもらえたらなという作り手の情熱みたいなモンを感じる。この映画を見た時の気持ちを忘れず、決してつまらない大人にはなりたくないものだ。

バトル・ロワイアル DVD バトル・ロワイアル

販売元:東映ビデオ
発売日:2001/09/21
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2006年12月 1日 (金)

花とアリス

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監督 岩井俊二

撮影監督 篠田昇

出演 鈴木杏・蒼井優・郭智博・相田翔子・阿部寛・平泉成・木村多江・大沢たかお・広末涼子・ルー大柴・アジャコング・叶美香・伊藤歩・虻川美穂子・テリー伊藤

あらすじ

 中学卒業を控えたハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)は同じバレエ教室に通う親友。ハナは高校生の宮本(郭智博)に想いを寄せていた。やがてハナとアリスは宮本と同じ高校へ進学し、ハナは宮本と同じ落研に入部する。寿限無の完全制覇に余念がない宮本は、ある日いつものように歩きながら落語の本を読んでいると、シャッターに頭をぶつけ転倒してしまう。慌てて駆け寄ったハナは宮本が記憶喪失とうい事にして、とっさに恋人のフリをしてしまう。

感想

 キットカットのCMでのショートフィルムが好評で映画化の運びとなった作品。岩井俊二監督の岩井俊二監督らしい映画になってました。見始めは結局CMを映画化してみましたみたいなネタ映画かと思う。水木駅の隣の駅が北廊に塗壁やったり藤子駅の隣の駅が野比田に須根尾やったり、まるでふざけてるとしか思えないような小ネタを挟んでた。別にそこは普通で良かったように思うんやけどな。でもこの監督、「四月物語」の時もそうだったように、桜を撮らせたら異様に上手い。んで、そこで図ったかのようなテーマ曲。たまらなく良い至福の瞬間。そこだけでも一見の価値あり。

 これもまた岩井俊二監督の岩井俊二監督らしさなんやけど、内容はいたって普通なんよな。普通の女子高生の日常みたいな。宮本先輩のキャラは意味不明で、どこか遠い方を眺めてらっしゃったから感情移入は全くデキんかった。それがなかったらこの映画成り立たないからソレはソレで良いんです。ハナとアリスも普通の女子高生ながら、どこか一般人とは違う雰囲気を醸し出していて独自の世界を持ってるのは凄い良かった。特に蒼井優はすっごいナチュラルやった。小さい頃からやってるバレエ。そのバレエを活かしたラスト。その映像たるや、その映像だけでこの映画良かったんとちゃうんか!って言いたくなるくらい綺麗。

 内容はともかく、二人の友達が撮った写真や、澄んだ空気感を感じれる映像だけで必見やと思います。ストーリーはオマケ。でも、時間を忘れて見入ってしまうってこのことやな。若い頃を思い出すかのような感覚に誘ってくれるほのぼのとした映画です。

花とアリス 特別版 花とアリス 特別版

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
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2006年11月20日 (月)

ホテル・ルワンダ

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監督 テリージョージ

製作 テリージョージ

音楽 ルパートグレグソン=ウィリアムズ

出演 ドンチードル・ソフィーオコネドー・ホアキンフェニックス・ニックノルティ・デヴィットオハラ・ジャンレノ

あらすじ

 1994年ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦は終息したものの街は依然不穏な空気が漂っている。ベルギー系の高級ホテル「ミルコリン」で働く支配人ポール(ドンチードル)は、ある晩帰宅すると暗闇に妻と子供達が身を潜めていた。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから、ひとまずミルコリンに避難することに。外国資本のミルコリンはフツ族の民兵でさえもうかつには手を出せなかった。そのため逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだがフツ族による襲撃が迫っていた。

感想

  ルワンダでの民族紛争で実際に起こった出来事の映画化。家族を救いたいという思いが結果的に1200人もの命を救う事になった奇跡の物語。

 例え1つの命やとしても、命である限りは命には変わりはない。ジャーナリストが決死の思いで虐殺の映像を撮影し、それをテレビで公開したのに世界が出した答えは撤退だった。ルワンダには価値がないんやと。その考えも国レベルで考えたらわからなくはないし、決して間違えた決断ではないと思う。でも、いざ自分がその立場になったとしたら助けは欲しいよ。こんな時こそ損得なしの行動って必要になってくるんとちゃうやろか。そもそもは民族間の争いがなくなれば良いんやろうけど、それぞれどっちが悪いとかやなくて、ただ自らの正義を信じて行動してるだけ。愛国心ってのがあるように自らの民族を愛するが為に、どうしても民族紛争ってなくならない。暴力は暴力を生み、その暴力もまた暴力を生む。人類が平和になりますようにってさ、結局のところ理想論やと思うんやけど、少なからずとも平和への働きかけを進めていく事ってやっぱり大事なんよな。まずは、この世から見境ない暴力がなくなりますように。

 ルワンダでの本作の出来事なんかさ日本からしてみれば、ただのニュースの一ページに過ぎないやろ。でも、ルワンダの人からしてみれば、その一ページが人生全てやった訳やんか。実際に味わってないんやし他人事である事には変わりはないんやけど、こうゆう事に一人でも多くの人が目を向けて考える。それって大事よな。この映画はそんな事を教えてくれるイイきっかけってゆう意味も込めて見るべき作品やと思いますよ。

 日本では本作、興業的な観点から公開が見送られてたらしい。でも、一人が立ち上がり二人が立ち上がり、署名活動により公開が決定。それは素晴しい事やと思う。けど、逆に日本の社会問題に対する意識の低さをやっぱり露呈してしまったってところかな。

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2006年11月 9日 (木)

Vフォー・ヴェンデッタ

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監督 ジェームズマクティーグ

製作 ジョエルシルバー・アンディウォシャウスキー・ラリーウォシャウスキー

脚本 アンディウォシャウスキー・ラリーウォシャウスキー

出演 ナタリーポートマン・ヒューゴウィーヴィング・ジョンハート

あらすじ

 近未来のイギリス。独裁者アダムサトラー(ジョンハート)議長が支配するファシズム国家となっていた。テレビ局で働くイヴィー(ナタリーポートマン)は外出禁止時間に表を歩いていたところを運悪く秘密警察に見つかってしまう。そこをV(ヒューゴウィーヴィング)と名乗る謎の仮面男に救われる。この男は1605年に国王の圧政に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイフォークスにならって、たった一人でサトラー政府に反旗を翻す狡猾非情なテロリストであった。次第にVのテロ活動に深く巻き込まれていくイヴィーは自分自身の内なる真実に気付く。

感想

 80年代に発表されたコミックを元に「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が脚本化。近未来、独裁国家となったイギリスを舞台に、反ファシズムを掲げテロ行為を繰り返すVとその戦いに巻き込まれていく女性イヴィーの物語。

 「国民が国家を恐れるのではない。国家が国民を恐れるのだ。」この映画の象徴的なセリフ。同時多発テロ以降のアメリカ中心とした政治の方向性を強烈に皮肉ってる感じも受けた。そもそも革命のためなら多少の犠牲は仕方がないのも解る。正義の為なら人を殺しても?仕方がない。それもこれも国家を完全な悪として描いてるが為に成り立つシナリオなのか。それだけ、理念で国民を動かすのは容易い事じゃあないって事ね。

 確かに内容は革命・理念・自由etc・・・と様々な問題を取り上げて政治色の強い作品にはなってるけど、理想論的な印象しか受けなかったな。こうゆうシナリオを成り立たせようとしたら極端にならざるを得ないから仕方がないか。でも「マトリックス」みたいなアクション中心の作品ではなく、セリフ中心に構成された作品だったところは好感を持てし、ラストのチャイコフスキー。あれにはアッパレだ。

Vフォー・ヴェンデッタ 特別版 DVD Vフォー・ヴェンデッタ 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
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2006年10月30日 (月)

秘密のかけら

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監督 アトムエゴヤン

製作 ロバートラントス

原作 ルパートホームズ

出演 ケビンベーコン・コリンファース・アリソンローマン・ソニヤベネット

あらすじ

 1972年のロサンゼルス。若手ジャーナリスト、カレンオコナー(アリソンローマン)は有名人の暴露本で名を売ろうと少女時代のアイドルで15年前に人気絶頂の中解散したエンターテイナーデュオ、ラニーモリス(ケビンベーコン)とヴィンスコリンズ(コリンファース)に狙いを定める。解散のきかっけとなった女性変死事件の真相を解明するため彼らに近づく。

感想

 う~ん。何て言ったら良いんやろか。まるで教科書通りに作りましたってな作品やな。図ったかのようにはさんで来るお色気シーンなんてまるでそのモノ。サスペンスとして見ても、次に何かあると思えば何かある。あいつが1枚かんでると思えば絶対かんでる。悪く言えば先が読める。読めたところで何もない。あぁ、そろそろ観客がダレて来る頃だ!じゃあ、お色気シーンを!みたいな。伏線をイロイロ敷いて最後に繋がるのは、まあ流石かなとも思うけど、それすらもまるで作られた感じを受けるのは内容に抑揚がないからかな。

 ケビンベーコンとコリンファースの存在感は良かった。それに対する女性記者やけども若手で無垢な感じを出したかったからアリソンローマンなのか?でも、物議を醸したぐらいの性描写シーンがある割に彼女ではパンチがなかったように思う。彼らに相対するにはまだ、存在感が浅い。お子ちゃまな感じは拭えず、どこが物議を醸す必要があるのか?まで思ってしまう。どことなくチグハグな印象を受けた。そればかりか、作品自体全体的に暗いのに主人公の職業がコメディアン。表の顔はいくらオチャラケてても裏ではこんなんなんですってゆうのを表現したかったんかもしれんけど、作品のリズムを壊してただけやったし。例え見たとしても見たって事しか残らない映画でした。

秘密のかけら DVD 秘密のかけら

販売元:アット エンタテインメント
発売日:2006/05/27
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2006年9月17日 (日)

パピヨン

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監督 フランクリンJシャフナー

原作 アンリシャリエール

原作 ダルトントランボ

音楽 ジェリーゴールドスミス

出演 スティーブマックィーン・ダスティンホフマン

感想

 胸に蝶のイレズミがある事からパピヨン(スティーブマックィーン)と呼ばれるようになった無実の罪で投獄され13年もの間執拗に脱獄を試みた男の話。

 本作は実話小説を元にした作品であり、当時としては破格の製作費40億円をかけて作られた事でも有名。大脱走のマックィーンとは一味も二味も違い、自由にかける執念みたいなモノがアリアリと見て取れる演技はそれこそ鬼気迫るモノがある。ダスティンホフマンの演技は語るまでもなく流石の一言。演出自体は中だるみが激しく最後にポンポンと詰めただけって感じは否めない。でも、今なお名作の呼び声高く飽きずに見れるのはやはり2人の演技あってこそ。この作品を見て生きていく事の大変さや自由を得る為の覚悟みたいなモンを感じれたら見た価値があるって事ではないであろうか。無二の親友ルイドガ(ダスティンホフマン)との固い絆もしかり、果たして脱獄してパピヨンは自由に羽ばたけたのであろうか。。。

パピヨン-製作30周年記念特別版- DVD パピヨン-製作30周年記念特別版-

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2006年9月11日 (月)

ボウリング・フォー・コロンバイン

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監督 マイケルムーア

脚本 マイケルムーア

撮影 ブライアンダニッツ

音楽 ジェフギブス

出演 マイケルムーア・チャールトンヘストン・マリリンマンソン・マットストーン・(ジョージWブッシュ)

あらすじ

 1999年4月20日コロラド州の小さな町リトルトン。2人の少年は朝の6時からボウリングをしていた。いつもと変わらぬ1日の始まりのはずだった。この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校コロンバイン高校へと向かい銃を乱射。12人の生徒と1人の教師を射殺し23人を負傷させ自殺。アポなし取材で有名なマイケルムーアがカメラ片手にお得意のユーモアを引っさげ、全米に衝撃を与えたコロンバイン高校銃乱射事件を元にアメリカ銃社会の矛盾をついたドキュメント。

感想

 銃を乱射した原因はマリリンマンソンか?いや違う。マリリンマンソンを糾弾するなら、銃を乱射した生徒が事件を犯す直前にしていたボウリングを規制すべきだ。まさしくその通りである。アメリカとゆう国は銃の所持率も高いし銃による犯罪も多い。それが国民が銃を持っている事と何か関係あるのか?いやない。隣の国カナダではアメリカと同じく銃を所持しているが銃による犯罪なんて滅多に起こらない。では、原因はなんだ?マイケルムーアなりに取材を繰り返しアメリカ社会がかかえる闇を深くえぐっている。はっきりとした思想も見てとれるし、それも理解できる。Kマートから銃弾の販売を辞めさせたのは素晴しい功績やと思う。しかし、彼の考えだけが全てではない。

 ある子供が殺された街で全米ライフル協会会長のヘストンが集会をひらいた。これはこれでモラルのかけらもない行動だが、それに対してムーアがした行動もモラルがない。この映画が原因とは言ってないがヘストンはこの映画が公開され、しばらくして会長を辞任している。ムーアのアメリカでの番組「The Awful Truth(アホでマヌケなアメリカ白人)」のようなパワーはないが、さすがの影響力である。この作品で描かれている事が全てではないと解った上で、この作品を見、そしてアメリカについて知り、自分なりの答えを見つける事が、この作品を見たとゆう証になるんではないか。

DVD ボウリング・フォー・コロンバイン

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2003/08/27
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2006年9月10日 (日)

ブレイブハート

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監督 メルギブソン

製作 メルギブソン

脚本 ランドールウォレス

出演 メルギブソン・ソフィーマルソー・パトリックマクグーハン・キャサリンマコーマック・デヴィットオハラ・トミーフラナガン

あらすじ

 幼い頃に家族を皆殺しにされ故郷を離れて大人になったウォレス(メルギブソン)。そして愛する妻までも・・・。イングランドへの怨念と復讐に燃え、反抗軍を組織。愛国者であり現状打破を求めるスコットランド民衆は彼の元に集まってくる。そして、ウォレスは祖国解放を願う民衆と共に自由を獲得するためイングランドとの戦いに挑む。

感想

 これまでの中世が舞台の映画とゆうのは、どこか茶番的な色のある作品が多かったんやけど、それらとは全く異なる作品になってる。戦闘シーンを見れば一目瞭然である。あえて残酷なシーンをあたかも普通に織り交ぜる事によって逆にそれがリアルさを際立たせている。撮影カメラも外からの画ではなく数千人はいる戦闘の真っ只中に置く事により、かなりな臨場感を生んでいる。そしてこの作品の最も素晴しい所が自由とゆうものに対する執着である。この日本に生まれた人はどれだけ本当の自由とゆうものを感じているのだろうか。ウォレスは戦闘前の演説でこう言った。「戦えば死ぬかもしれない。逃げれば命は助かる。少しの間は。ベッドの上で死ねるかもしれない。だが、この先の寿命を今日、この日に賭けて敵にこういってやろうではないか。我々の命を奪う事は出来ても我々の自由は奪えないと!」そう、それだけ自由とゆうモノは重いモノ。そんな事を教えてくれる映画です。本作の主人公ウィリアムウォレスは実在の人物。彼は最後まで自分の生き方を貫き通した。だからこそ彼の死後も彼は生き続けてるんだろう。

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販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/01/26
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2006年9月 6日 (水)

ヒート

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監督 マイケルマン

脚本 マイケルマン

脚本 マイケルマン

出演 アルパチーノ・ロバートデニーロ・ヴァルキルマー・ジョンヴォイト・トムサイズモア・アシュレイジャド・ナタリーポートマン・エイミーブレネマン・デニスヘイスバート・ザンダーバークレイ

あらすじ

 犯罪のプロ、ニールマッコーリー(ロバートデニーロ)は仲間のクリス(ヴァルキルマー)・チェリト(トムサイズモア)らと現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたったロス市警のヴィンセントハナ(アルパチーノ)は少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいてゆく。そんなある日マッコーリーは本屋の店員イーディ(エイミーブレネマン)と出逢い次の銀行強盗を最後に堅気になろうと決意していた。しかし決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達とマッコーリー一味は壮絶な銃撃戦を繰り広げる。

感想

 男な作品を撮らせたらマイケルマン監督の右に出る者がいない。男とゆうよりは漢か。クールでスタイリッシュそして内に秘めた情熱を感じる。本作アルパチーノとロバートデニーロの競演。共演でなくて競演。注意して見ても気付くかどうか。終始、この両アカデミー俳優は一緒の画面にその顔を共にしていない。相手との掛け合いよりも、より演技力の必要となる手法で撮影し、それがあまりにも自然でもうこれは神の域と言っても過言ではない。それだけでも十分見る価値はあるのだが脇を固める俳優も凄腕の集まり。アシュレイジャドとヴァルキルマーの別れのシーンなんて切なくて切なくて。もう演技を見てるだけで、もうお腹いっぱいである。マイケルマン監督は極力演出やセリフとゆうものを排除しその間や演技・画面の色等で心情の変化を表現するので、玄人好みと言えば玄人好みなのか。セリフのない部分での演技に注目すべき映画なので興行的にみても目立ってヒットした作品がないのがそれを物語ってると思う。

 この作品はマン監督自作のTVムービー「メイド・イン・L.A.」のリメイク。長さはほぼ倍となっており時間だけ見れば長いかもしれないが決してそんな事はない。見所は市街地の銃撃戦って良く聞くけど銃撃はただのサウンドに過ぎず何か見所をあげてくれと言われれば全部と答える。それだけこの作品は作品として一つのまとまりを持っていて素晴しいの一言。この作品を個としてまとめあげるには171分とゆう時間が必要なのだろう。女性にはあまり理解出来ないかもしれないが男の男としての生き方がここにある。かなり渋いです。

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2006年8月27日 (日)

バットマン ビギンズ 

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監督 クリストファーノーラン

脚本 クリストファーノーラン

出演 クリスチャンベイル・リーアムニーソン・ゲイリーオールドマン・モーガンフリーマン・渡辺謙・トムウィルキンソン・ケイティホームズ

あらすじ

 大富豪の家庭に育ったブルースウェイン(クリスチャンベイル)は少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群がトラウマとなり、さらには両親が目の前で殺されショックを抱え込む。やがて父の遺した企業を受け継いだブルースは強いトラウマと親の仇への復讐心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる道を選ぶ。そんなある日デュガード(リーアムニーソン)という男と出会い不正と闘うことを決意する。彼の薦めによりヒマラヤの奥地に潜む「影の同盟」とゆう自警団で心身を鍛え、心の闇の解放を果たす。そして彼は再びゴッサムシティへと戻って来る。街は悪と暴力がはびこり、腐敗が進んでいた。自らの使命に確信を持ったブルースは、全身黒いコスチュームを身に纏ったバットマンとなり悪と対峙する道を選んだ。

感想

 過去4作が映画として公開されたバットマンの最新作。最新作とはいえ内容はビギンズ。なぜバットマンが生まれたのか、なぜにコウモリなのか等、イロイロ細かく描かれている。他にも修行の様子やスーツやメカをどのようにして手に入れてるのかとか基地を少しずつ作っていく描写とか、過去の作品では語られてこなかった事をふんだんに盛り込んでたのが良かった。ただヒーローモノの1作目でありがちな紹介がビギンズとゆう事で入れるしかなかった。やから序盤はかなりダレる展開になってると言われても仕方がない。そしてストーリー全体を通してアクションとゆうよりは心理描写を前面に押し出しているので見ごたえはあるがアクションとゆう面から見ればまだまだな感じは否めない。好みは分かれるとは思うけど、この作品がシリーズ中で一番イイってゆう人多いと思う。今までのバットマンがどうも好きじゃない人にとったら本作は対極な作りになってるから気に入るんやないかな。

 渡辺謙が出てる事でも日本では話題になったけど、そこまで出番が多い訳じゃない。はっきり言ったら逆に全然出てないくらいやな。存在感の「そ」の字もないくらいしか出てない。アカデミー賞にノミネートされたってだけの話題作りでキャスティングされたんとちゃうやろか。それに、モーガンフリーマン。脇を固めてる俳優がかなり豪華やねんけど、そんなに演技力が必要なポジションでもないし別にモーガンフリーマンである必要性が全く感じられなかった。

 最後シリーズ第1作に繋がるキーワードをチラっと言う気の利いた演出してたのは褒められる。

バットマン ビギンズ DVD バットマン ビギンズ

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/06/08
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2006年8月23日 (水)

Be Cool/ビー・クール

Becool

監督 Fゲイリーグレイ

製作 ダニーデヴィート

音楽 ジョンパウエル

出演 ジョントラボルタ・ユマサーマン・ヴィンスボーン・ダニーデビート・ザロック・クリスティナミリアン

あらすじ

 取立て屋から一転、映画プロデューサーとして成功を収めたチリパーマー(ジョントラボルタ)。そろそろハリウッドにも嫌気が差しはじめていた彼にインディーズレーベルを経営する友人トミーが、リンダ(クリスティナミリアン)という無名のシンガーを一緒に売り出そす話を持ちかける。ところが束の間トミーはロシアンマフィアに射殺される。そこでチリはトミーの遺志を継いで彼の妻イーディ(ユマサーマン)と共にリンダのマネージメントに。さっそくリンダの足かせになっていた悪徳マネージメント会社との契約を強引に破棄してしまう。

感想

 「ゲット・ショーティ」の続編。取立て屋から映画プロデューサーに転身した主人公が音楽業界を舞台に騒動を起こすドタバタものコメディー。いろんなクセがあるキャラがふんだんに登場するけども作品の流れを壊す事なくウマイ事まとめられてる。トラボルタってクール顔なんかな?どんな作品にも言える事やけどとにかくクールな演技がよく映える。そして「パルプフィクション」以来の共演で話題になったユマサーマンやけども、光り輝いてたな。正直いるか?って言われたら別にそうでもない役どころやけども。彼女は若いね。でも、そんなトラボルタやユマを抑えてこの映画で一番の存在感を見せてたのがザロック。なんか筋肉モノのしょうもない映画ばっか出てて大根ぶりを発揮してたのに、本作では違ってた。コメディーの才能の方があるんとちゃうんか?最初見た時、彼って気付かんくらい妙に画面に馴染んでたし、チアーズの物真似するトコなんて普通にキモくて笑えた。スティーブンタイラーとかブラックアイドピーズ等の有名所がカメオ出演してるのもアメリカンコメディならではやし、笑いどころはそんなないけどもまあまあな作りになってる。ストーリーはちょっと散漫な感じがあったかな。

いわずもがな「パルプフィクション」はトラボルタとユマの共演した作品ですが、それ以来の共演として話題となっただけで本作と何の関係もありまへん。

ビー・クール DVD ビー・クール

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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]

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監督 ティムストーリー

原作 スタンリー

脚本 マイケルフランス・マークフロスト

出演 ヨアングリフィズ・ジェシカアルバ・クリスエヴァンス・マイケルチクリス・ジュリアンマクマホン

あらすじ

 人類の進化と宇宙嵐の関係を研究している天才科学者リード(ヨアングリフィズ)。ある日その謎を解明するため元恋人で女性科学者のスー(ジェシカアルバ)・彼女の弟でパイロットのジョニー(クリスエヴァンス)・リードの親友ベン(マイケルチクリス)と共にスーの恋人でもある実業家ビクター(ジュリアンマクマホン)の援助を受け宇宙実験を実施する。しかしその最中5人は計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒され彼らのDNAに変化をもたらす。ビクターを除く4人はそれぞれ独特の超能力を授かった。一方ビクターは実験の失敗で喪失感と怒りを募らせ次第に邪悪なパワーを帯びていった。

感想

 原作コミックを映画化した王道のヒーロー物。やはり、ストーリーなんてモンはどうでもよくて見所は特殊な能力を得た4人が活躍するシーン。これに尽きる。でも、この作品も次回作が決まってて、その為の序章的な感じがするのは言うまでもない。迫力の映像は次作を見てくれって事か。はっきり言って見所は中盤の橋のシーンだけやったし。敵を倒すシーンなんか意外とあっけなくて、正直何の迫力もなかった。それに、ジェシカアルバよ。彼女のセクシーさはわかるけども、能力が透明人間になったりバリアはったりやろ。戦闘に使ってたバリアやねんけども、彼女なんか手を前に出して立ってるだけやん。他に何もする事ないん解るけど、かなりマヌケな映像やで。エエんかいな。まあ、スパイダーマンなんかと違って能力を得るまでの展開がチャッチャと描かれてたし作品の時間も長くない。そう悪くはない。が、そこまで面白いとゆうモンでもない。良く言って可もなく不可もなくってトコかな。これも次を見るためのプロローグって事で割り切るしかない。

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2006年8月21日 (月)

バタフライ・エフェクト

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監督 エリックブレス・Jマッキーグラバー

音楽 マイケルサビー

出演 アシュトンカッチャー・エイミースマート・ウィリアムリースコット

あらすじ

 少年時代、エヴァン(アシュトンカッチャー)は記憶をなくすブラックアウトを起こすことがしばしばあった。そこで精神科の医師の勧めに従い日記をつけるようになる。ある日エヴァンが13歳の時ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリー(エイミースマート)との仲が引き裂かれる。その時にも彼にはブラックアウトが起きていた。やがて大学生となりブラックアウトもなくなり平穏な日々を送っていたエヴァンは幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあの時の記憶が鮮明に蘇った。そしてケイリーの今を知ったエヴァンは彼女への想いのあまり、ある行動に出てしまう。

感想

 バタフライエフェクト。その名の通り、かの有名なカオス理論を元にした映画。初期のごく小さな差で後々大きな差が生まれる。蝶が羽ばたけば地球の反対側で竜巻が起こるってゆう有名な言葉から名前をとったこの理論。予告も見ず前知識も何もなしで見た。途中ん?って所があったけど話が進む内に段々解ってきた。バタフライエフェクトをそう使いましたかって感嘆したわ。予告とか見てたほうが内容を理解しやすいと思うけど、全くの無知識で見たほうが面白いな。作品全体を通してバランスが非常によくてサクっと見れるし、終わり方もかなりイイ。エンディングのオアシスの曲もかなりマッチしてた。こうゆう系の映画ってあまり多くを語れない。すぐネタバレになってしまうしな。まず見てもらうしかない。まあ、ちょこっとだけ言えば、もしあの時ああしていたら・・・って事ね。オススメ。

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フライトプラン

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監督 ロベルトシュヴェンケ

製作 ブライアングレイザー

出演 ジョディーフォスター・ピーターサースガード・ショーンビーン・マーリーンローストン

あらすじ

 愛する夫を事故で亡くし悲しみに暮れる航空機設計士のカイル(ジョディーフォスター)。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリア(マーリーンローストン)と最新型のジャンボジェット機で帰国の途中。しかし飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消す。が、乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいない。さらに搭乗記録すらも存在しなかったことが判明。カイルはただ一人、ジャンボジェット機の中でジュリアを探し始める。

感想

 アイデアはイイと思うけどアイデア倒れに終わってしまってる。終わりが読めるもなにもラストに考えられるのは一つだけやんか。誰が考えても。それを無理矢理いろんなネタを仕込んで観客を惑わそうとしてるけど絶対引っかからない。あくまで無理矢理に投げやりに入れただけのネタやから中途半端極まりないねん。もっとビックリするようなラストを仕込んでくれたならまだ評価は上がったやろうね。でも、この作品に限っては、そこまでビックリするようなラストが仕込めたかは別。ネタがみつからないよ。よってコレが限界ってトコなんやろな。まあかなり短い映画やからサクっと見れる。そこだけが救い。母は強しって事で。

DVD フライトプラン

販売元:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2007/06/20
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ビッグフィッシュ

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監督 ティムバートン

原作 ダニエルウォレス

音楽 ダニーエルフマン

出演 ユアンマクレガー・アルバートフィニー・ビリークラダップ・アリソンローマン・ヘレナボナムカーター・ジェシカラング・ダニーデヴィート

あらすじ

 父エドワード(アルバートフィニー)は自分の人生を幻想的な話として語り、聞き手楽しい気分にさせる名人だった。ウィル(ビリークラダップ)も子供の頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。出産間近の妻とパリで幸せに暮らていたが、ある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け妻を連れて実家へ。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった。

感想

 ティムバートン作品って事で敬遠されてる方。これはオススメやわ。

 前半は大半の人は見ていても映像が綺麗なって位でそんな意味もわからんのんとちゃうやろか。ただ父親のほら話の映像化みたいな感じで意図が組み込めないかも。それもこれも後半への伏線。ウィルが父親の事をジェニファーに聞きに行くトコからようやくこれまでの話の意味がわかって来る。そして父親に息子がしてやる最初で最後の話。不覚にも泣いてしまった人も多いはず。上手いこと考えて作られてるな~とゆうのがまざまざと感じられ感嘆するしかないわ。映像の綺麗さでゆうたら、それはもうティムバートンの十八番やねんやろうけどコレまでブラックユーモア的な別に面白くともなんともない作品ばっかり作って来た監督が作った映画とは到底思えない程の仕上がりを見せてる。見終わった後はまるで自分がおとぎ話の中にいるかのような錯覚すら覚える。

 この映画はファンタジーの部類に入るんだろうな。人魚や巨人や狼男。現実離れしてるからファンタジーは好きじゃないって人にもこれはオススメです。本作は現実とファンタジーが上手く描け分けられている。あくまでファンタジー部分は父親がしてくれる話の記述。その話はホラかもしれないけど、大事なのは事実かどうかじゃない。その話で周りの人が幸せになるかどうか。最後に医師がウィルにこそっと現実の話をしてくれる。しかし、「つまらん話だろ?2つの話のどちらかを選ぶなら私は結婚指輪を魚が飲み込んだ話の方が面白いと思うね。」と。そうゆう事。

ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション DVD ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション

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2006年8月19日 (土)

ハウルの動く城

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監督 宮崎駿

プロデューサー 鈴木敏夫

音楽 久石譲

声の出演 倍賞千恵子・木村拓哉・美輪明宏・我修院達也・神木隆之介・大泉洋・大塚明夫・原田大二郎

あらすじ

 魔法と科学が混在する世界。戦争が目前へと迫る頃、父の遺した帽子店を切り盛りする18歳の少女ソフィー(倍賞千恵子)は、町で美貌の青年と出会う。彼こそ人々が怖れる悪名高い魔法使いハウル(木村拓哉)。しかしソフィーは彼の優しさに心奪われる。だがその夜、彼女は荒地の魔女(美輪明宏)に呪いをかけられ90歳の老婆にされてしまう。本当のことが言えずに家を出たソフィーは、人里離れた荒地をさまよい、やがてハウルが暮らす動く大きな城で住み込みの家政婦として働き始める。

感想

 もうここまで来たらなんて言ったらいいのか・・・。ジブリもわかってるやんか。現行のままやったらアカンって事が。やからの木村拓哉か。キムタクで打開しようとするんやのうて内容をもっと素晴しいものにしろよ。キムタクの声優は意外とイケてたのが救いやけどストーリーにまとまりもないし、またもや「千と千尋の神隠し」の不思議な力に続き、今回は魔法によるストーリーの後付け。ちゃんと原作はあるみたいやけど、ちゃんと後半原作通りなってなかったやろ。宮崎監督曰く、この作品が原作と一番違うとこはどこですかってゆう問いかけに戦争が描かれているトコですってゆうてる。またや。宮崎監督って他に伝えたいメッセージってないんかな。猫も杓子もずっと同じ事言い続けてるやん。まあ、それはそれで唯一褒められるトコなんかな。でもジブリの作品はメッセージうんぬんより他に大事にせなアカンもんがあったんとちゃうけ?それを見失ってるような印象を受ける。

 にしてもソフィーにかけられた魔法。ソフィーが自分への正直さによって若返ったり年寄りになったりしてたけど、アレはアレで作品をわかりにくもんにしてるんとちゃうか。内容が薄っぺらって事をなんとかカバーしようとしたようにしか見えんで。荒地の魔女もなんであんなややこしい魔法をかけたんやろ。力のあるヒドイ魔法使いってイメージで描いてたのに、当の本人は魔法の解き方がわかんないって言い出すし、ソフィーの様子を見てたらソフィーが自分に正直に生きられる様にわざわざおせっかいで魔法をかけたとしか思えない。イイ奴なのか悪い奴なのか、はたまた何も考えてないのか。別にどうでもイイんやけどそんな所しか見所のないホンマつまんない作品や。千と千尋の神隠しに出てた蛙に引き続き、本作に出てたカルシファーはおもろかった。我修院最高。

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ホーホケキョ となりの山田くん

Photo

監督 高畑勲

プロデューサー 鈴木敏夫

音楽 矢野顕子

声の出演 朝岡雪路・益岡徹・荒木雅子

感想

 4コマ漫画の映画化。日本の家族ってこうなんだ!的感じを全面に押し出した短編集。画は独特な水彩画タッチで、もののけ姫を超える原画枚数を誇る。でも、日本の皆さんはジブリの「もののけ姫」の次の作品にかなり高い期待を持っていたでしょうに。で、期待してた人は何でこんな作品なんだ!って思ったでしょうな。さすが高畑監督。彼はジブリのダークサイドか?国民の期待を逆にイイ意味で裏切って来る。「もののけ姫」のヒットに胡坐をかかず独自の作品世界を展開するなんて最高だ。ここでここの作品を持ってきたって事だけでもかなり評価出来るよ。しかし、ただそれだけじゃなくて内容も悪いもんじゃあない。サザエさんを見ているような感じは否めないけどサザエさんより短編なネタの寄せ集めでありCMもないのによくぞココまでうまく纏めたな!って、決して見て損はしない作品に仕上がってる。ただあまりにもほのぼのとしていて、コレ別に映画館で見る必要ないんとちゃうん?と聞かれたら、ないとしか言い様がないのは確かやけども。

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2006年8月14日 (月)

平成狸合戦ぽんぽこ

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監督 高畑勲

プロデューサー 鈴木敏夫

協力 水木しげる

語り 古今亭志ん朝

声の出演 野々村真・石田ゆり子・泉谷しげる・林家こぶ平

あらすじ

 舞台は東京、自然に囲まれた多摩丘陵。そこに住むタヌキたちはのんびりとひそやかに暮していた。しかし人間による宅地造成による自然破壊によってタヌキたちの住処が次第に少なくなっていた。自分たちの住処を守るためタヌキたちは先祖伝来の化け学で人間たちに対抗する。

感想

 本作の正式なタイトルは「総天然色漫画映画平成たぬき合戦ぽんぽこ」と長い。結構こんなタイトルって事で意外とジブリ作品の中でも見てない人が多い本作。この話、宅地開発が進む東京の多摩丘陵を舞台にそこに住む狸の目線から自然環境をとらえた作品。その切り口は高畑勲監督らしく、どこか子供向きとは程遠く完全な大人に向けた映画かなとも思わせるけども、独特なユーモラスたっぷりの演出で子供が見ても十分理解出来る範囲におさめてる。狸が化けて人間を驚かすこの作品の核となるシーン。その中によく見ると過去のジブリキャラクターが混じっていたりします。要チェック。

 狸が開発をやめさせようと人間に対してあの手この手を使うトコが見ものなんやけど結局は多摩ニュータウンは出来てしまう。人間と自然との共存についてイロイロ考えさせられる。実際問題、多摩ニュータウンは寂れてしまってるわけでこんなモノのために犠牲になった動植物がいるって事。決してそれが人間にとって絶対必要なモンやったんか。そうゆう事などなど考えさせられる深い映画。

平成狸合戦ぽんぽこ DVD 平成狸合戦ぽんぽこ

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2006年8月13日 (日)

火垂るの墓

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監督 高畑勲

プロデューサー 原徹

原作 野坂昭如

作画監督 近藤喜文

声の出演 辰巳努・白石綾乃

あらすじ

 昭和20年の神戸。急な空襲で母が入院し14歳の清太(辰巳努)と4歳の節子(白石綾乃)は、叔母のもとを頼りに訪れる。しかし二人の母が亡くなったのを機に叔母は彼らを邪険にしはじめ清太は節子を連れて誰もいない防空壕へ。二人だけでの自炊生活をはじめる。

感想

 公開当時はトトロとの2本立ての上映だった。子供連れで楽しい映画を見に来た親子はこの作品を見て予想外の衝撃を受けたに違いない。苦情もかなり寄せられたらしいしな。そりゃそうやで。本作を漢字一文字で表現するとしたら「悲」が一番合ってる。ただひたすら悲しいだけ。でも戦争の悲惨さや、かつて日本でこうゆう状況が実際にあったって事を日本人が忘れないためにもこのような作品は絶対必要である。でも、日本に攻め入られた国からしたら戦争に対する日本の美化としてしかうつらないやろうし日本人もそれを理解した上で戦争というものと向き合って行かなアカンな。こうゆう悲しい事って人間は誰かのせいにしたがるモンなんやけど、お兄ちゃんのせいにも叔母のせいにもしたアカンよ。

 にしても、ここまでリアルな演出をした高畑監督には脱帽。しかも、原作の野坂昭如の自らの体験をもとにした小説の映画化な訳で、それが他人事のように考えようとしても心に入ってくる本作の重要なファクターなんやと思う。ひと夏に1回は見たい作品です。

DVD 火垂るの墓

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2006年8月 9日 (水)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

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監督 ゴアヴァービンスキー

製作 ジェリーブラッカイマー

出演 ジョニーデップ・オーランドブルーム・キーラナイトレイ・ビルナイ・ジョナサンプライス・ジャックダヴェンポート

あらすじ

 ブラックパール号の船長となったジャックスパロウ(ジョニーデップ)。しかし彼は、誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィジョーンズ(ビルナイ)に魂を奪われようとしていた。時は13年前。ブラックパール号を手に入れるためにジョーンズと血の契約を交わしており、その契約の刻限が迫っていた。ジャックは窮地を打開するべくある鍵の行方を追い始めていた。一方、結婚式を挙げようとしていたウィル(オーランドブルーム)とエリザベス(キーラナイトレイ)は、ジャックを逃がした罪を問われ投獄される。やがて、2人はジャックに会わなければならない事になり、彼のもとへ向かう。

感想

 1のエンドロール後の小ネタまで皆見てるんかな?それ見てないと今作に登場するサルがなぜああなんかって話繋がらんよな。まあソレは置いといて、楽しい映画やよ。ストーリー的にみても大味になりすぎてる感は否めないけどもな。冒険アクションって感じよりコメディーみたいになってた。迫力でごまかそうとしてるのを隠す為にコメディー要素を加えて、どう?面白いやろ?みたいな・・・。ジャックスパロウにコメディーってまあ合ってる感じもあったしソコはイイとして、エリザベスにコメディー的要素はいらんやろ。笑いはボケとツっ込み。なんか皆がボケボケボケボケで、逆に全然笑えなかった。迫力の点からしたら、1を遥かに凌駕しててかなり良い。水車の上での決闘も見る者をわくわくさせるカメラワークで迫力倍増。それにありえないデカさのクラーケン登場で画面はてんやわんや。んでラストはビックリな感じで3へ続く・・・みたいな。こんな終わり方されたら3を早く見たくて仕方ないじゃないか。

 で、今回もエンドロール後に小ネタがある。エンドロール途中で席を立つ人がかなり多かったけど、その人達はやっぱり1も最後まで見てないんやろな。知ってる人はかたくなに最後まで席を立たんかったけども。映画は何があるかわからない。やから、やっぱり最後まで見ないとね。あくまでも動物ネタってのは守ってて天丼成功ですな。

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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

Photo_9

監督 ゴアヴァービンスキー

製作 ジェリーブラッカイマー

出演 ジョニーデップ・オーランドブルーム・キーラナイトレイ・ジェフリーラッシュ・ジョナサンプライス

あらすじ            

 時代は17世紀。海賊達は海を荒らしていた。始まりはカリブ海の港町ポートロイヤル。総督の娘エリザベス(キーラナイトレイ)はかつて海で助けた少年ウィル(オーランドブルーム)が身につけていた黄金のメダルを見つけ密かに持っていた。ある日ブラックパール号に乗ったバルボッサ(ジェフリーラッシュ)率いる海賊たちがにさらわれてしまう。彼らの目的は彼女が身につけていた黄金のメダル。一方、鍛冶屋で働く青年へと成長したウィルは元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャックスパロウ(ジョニーデップ)と手を組みエリザベスの救出に向かう。

感想

 今まで海賊映画はたくさんあったけどヒットしないってゆう定説があったくらい海賊モノは当たらなかった。それを覆したのがこの映画。よほどオモシロい作りになってるんだろな~と思っていたらアラ大変。完全なる大衆映画でした。ストーリー自体は子供向け。なんのひねりもなく、ただ画面を目で追ってるだけで理解できる程度。この映画のヒットは一重にジョニーデップのおかげやよ。彼が演じあげたジャックスパロウってゆう海賊が今まで以上に魅力的で人々に支持されただけ。それ以上でも以下でもない。どこから面白くなるんかな?と、ドキドキして見ていたら本編が終わってしまったやんけ・・・って。でも見終わった後残るのはつまらないってゆう感想じゃなく、なんか良かったなって、そんな感じに強引にさせてくれます。そこはアメリカ映画。派手な音楽と派手な最後で綺麗にまとめてます。でも、まあ間違いなく海賊映画の中やったらNo1やないかな。デップの演技だけで映画1本をコレだけのモノにするなんて並大抵の事やない。

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち DVD パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

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