ミュンヘン
監督 スティーブンスピルバーグ
原作 ジョージジョナス
音楽 ジョンウィリアムズ
出演 エリックバナ・ダニエルクレイグ・ジェフリーラッシュ・キアランハインズ
あらすじ
1972年9月5日ミュンヘンオリンピック開催中に武装したパレスチナのテロリスト集団がイスラエルの選手村を襲撃し人質となったイスラエル選手団の11名全員が犠牲となる悲劇が起きた。イスラエル政府は犠牲者数と同じ11名のパレスチナ幹部の暗殺を決定。精鋭5人による暗殺チームを秘密裏に組織する。チームのリーダーに抜擢されたアヴナーは4人の仲間と共に任務につく。
感想
スピルバーグの力の凄さとゆうモンをまざまざと感じさせられた。彼の作品はともすれば批判の対象にしかならないケースがほとんど。名のある監督の運命か。力はあるのに有名ってだけでみんな噛み付くもんな。「宇宙戦争」なんてそのさいたる例やもん。スピルバーグがトムクルーズと組んで作った作品。あんなん駄作や!って声が多いけど結構原作に忠実で別に責め立てる先はスピルバーグじゃなかったりする。それでも浴びてしまう批判。有名ならではこそ。そのスピルバーグがちょっと本気を出して良い映画を撮った。
映画自体のテーマは「報復」。報復したとしてもその報復の報復がある訳で憎しみの連鎖は止まらない。伝わってくるメッセージそのものは簡単なモノなんやけど、イスラエルとかパレスチナとかあそこら辺での現実とゆうものを見つめる良い機会を提供してくれてると思うよ。内容は全体的にかなり暗くて重いし、描写が酷い程かなりリアル。正直平和な国で育ってる人間にしてみればどことなく絵空事にしか感じられないであろうが、まぎれもない真実。
テロも報復もどちらも暴力な訳なんやけど、そんな事は誰にだって理解できる事。でも、報復しないと相手がイイ気になってもっとやってくるから報復しないとイケナイ。でも例え報復しても報復に対する報復も起こるわけで、報復はイケナイ!って高々に宣言しても何も変わらない。その根っこには暴力以前に根っことなる問題がある訳やからさ。でも見て損はない作品やと思う。かなり解りにくい内容やから見る前に予習が必要かもね。
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