2007年9月16日 (日)

オーシャンズ13

327386view001

監督 スティーブンソダーバーグ

製作総指揮 ジョージクルーニー・スティーブンソダーバーグ

出演 ジョージクルーニー・ブラッドピット・マットデイモン・アンディガルシア・ドンチードル・バーニーマック・エレンバーキン・アルパチーノ・ヴァンサンカッセル・エリオットグールド

あらすじ

 ルーベン(エリオットグールド)は、これまで所有する全てのホテルで最高格付けの5つダイヤ賞を獲得してきた業界屈指のホテル王ウィリーバンク(アルパチーノ)と組み、ラスベガスに建つ巨大ホテルの共同経営を約束していた。しかし、突然バンクに裏切られたショックで心筋梗塞に倒れ、危篤状態になってしまう。その報せを受け彼のもとに集まったオーシャン(ジョージクルーニー)たちはバンクに復讐を誓い、因縁の宿敵ベネディクト(アンディガルシア)までも味方に引き入れる。彼らの戦略は、この一件の発端となった超高級ホテルのグランドオープンに合わせ、ホテルの最新セキュリティと評判をズタズタにし、バンクを完全に破綻させること。そしていよいよオープン当日、壮大な計画が始まる。

327386view015

感想

 まるでパーティーみたいな映画だね。このシリーズを通して微妙に話しを繋げてる感じも好きだよ。もの凄く王道のアメリカ映画だね。

 ハリウッドの有名どころが名を連ねるこのシリーズ。出演者を見ただけでテンション上がる。そんなこんなで作られた「オーシャンズ11」。これは本当に面白かったよ。でね、その続編の12なんだけどさ、再び皆が集まって作りました!ってノリで、全然面白くなかったんよね。ノリはノリでそのノリは大切にしなアカンねんけど、ホンマにそのノリだけやったからな。オーシャンズはこうゆうモンなんだ!ってゆわれればソレまでなんやけど、まるでどこかのアゴのしゃくれたマシンガントーク監督が自分が好きやからって理由だけで黄色いコスチュームで人をバタバタ剣で殺していく映画撮ったんですけど、何か?みたいな、あの時と同じ印象受けて、正直そうゆう事は個人だけで勝手に楽しんで頂戴ね!って思っとった訳ですよ。

 んで、今回のオーシャンズ13。12がああやったって事であんま期待はしてなかったさ。でも、アルパチーノが敵役で出演するって事で、それだけで見る価値はあるってモンだ。

見たところ12がヒドかったからか、そこまで悪い印象は受けなかった。むしろ良い作りになってたよ。内容はあって無い様なモンやったけどさ。映画の大半はどうやってバンクを破滅させるかの打ち合わせシーン。新たな問題が出てきたらそれを解決するためにはどうしたらいいか?を考え、小さな事からコツコツと、オープン当日の決行の時までロジックを積み重ねていく。それがピッタリとハマって、大成功!みたいな。ホンマ王道の中の王道を行く感じ。全てが全て、オーシャンの思い描いたように成功していく様はもう笑うしかない。あんな大掛かりな作戦で致命的なミスもなく気持ちイイように功を奏するのは流石ハリウッド映画!

 そして今まで若干スベり気味の傾向があったお得意のシュールなアメリカンジョークもピタっとストーリーにハマってて良かったね。これはシリーズとして3作目というものやからこそ成せる技ってトコでしょうな。見てない人や内容を覚えてない人は13を見る前に軽く見ておくのが良いでしょう。

 今までジョージクルーニーの横で第二の顔として活躍しまくってたブラッドピット。彼は13ではそこまで影が濃くないです。しかしながらクールにラストを一人で持っていってしまうとこなど、要所要所で格好良過ぎますぞ!まったくいいポジションだこと・・・惚れ惚れしたわ。そこのシーンだけでも見物です。エンドロールの名前の順がジョージクルーニーがトップじゃなく、ブラッドピットだったのは、その影響?

オーシャンズ11 特別版 DVD オーシャンズ11 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/07/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

オーシャンズ12 DVD オーシャンズ12

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/07/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (54) | トラックバック (1)

2007年5月10日 (木)

タイヨウのうた

Photo_21

監督 小泉徳宏

原作 坂東賢治

主題歌 YUI

出演 YUI・塚本高史・麻木久仁子・岸谷五朗・通山愛里・山崎一

あらすじ

  海辺の街に暮らす16歳の少女、雨音薫(YUI)は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気のため、昼間眠り、夜になると活動する昼夜逆転の生活を送っていた。それでも家族や親友に支えられ、何よりも大好きな歌を歌うことで、日々を明るく生きていた。そんな彼女の密かな楽しみが、毎朝サーフボードを抱えて海へと向かう少年を部屋の窓から眺めること。彼は18歳の高校生、藤代孝治(塚本高史)。ある夜、いつものように公園で弾き語りライブをしていた薫は、目の前を通り過ぎる孝治に気づき、とっさに彼を追いかけた薫は、勢い余ってそのまま愛の告白をしてしまう。

感想

  演技をするミュージシャンか歌を歌う女優かって選択で、この作品は前者をとった。うん。あながち間違いじゃあない。2時間って尺の中でやっぱり重要な要素って歌のシーンやもんな。同タイトルのドラマが沢尻エリカ主演で放送されたけど、それは毎週放送していく上で、どうしても演技がしっかりしている必要があったからこその歌を歌う女優って訳やね。本作に出てるYUIは何とも言えん良い声をしてるし弾き語りのシーンはさすがやなって思う。演技は、まあ素人丸出しって感じやったけどさ、彼女独特のあのテンションの低ぅ~い感じが作風にマッチしてて、それなりに良い雰囲気を醸し出せてたから何の問題もなく見れます。

 病気の少女の話やねんけどさ、普通やったらお涙頂戴の作りになってしまうところを、塚本高史・岸谷五朗・通山愛理の3人の演技で場がほっこりと和む感じを演出していたのがまた青春映画っぽくて良かったね。こうゆう映画を演出したり、脚本書いたりしてるのっていい大人やのに、その大人が作った映画で青春を感じてしまう自分も、どこか大人になってしまったんやな・・・と感慨にふけってしまったよ。

  本作で世間一般に知られるようになった病名XPやけどさ、コレってそもそも太陽に当たってはイケないってゆうだけの病気じゃないんとちゃうかったけ?確か紫外線に対する抵抗力が極端に低いってゆうのが前提じゃなかったような。でも、偏った伝え方ではあるけどこうゆう病気を世に知らしめるのは良い事やと思います。結局死を迎える事になる主人公やけど、「死ぬまで生きるんだ」って言葉は病気の人だけじゃなく全ての人が心しなくてはイケない事じゃないでしょうか。

タイヨウのうた スタンダード・エディション DVD タイヨウのうた スタンダード・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006/11/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2007年5月 4日 (金)

スパイダーマン3

Photo_22

監督 サムライミ

出演 トビーマグワイア・キルスティンダンスト・ジェームズフランコ・トーマスヘイデンチャーチ・トファーグレイス

あらすじ

 今やスパイダーマンはNY市民から絶大な人気と信頼を誇るヒーローとなり、恋人MJ(キルスティンダンスト)へのプロポーズも決意し、順風満帆のピーターパーカー(トビーマグワイア)。しかしMJは出演した舞台が酷評され挙句降板するハメになり気分は最悪。そんなある日、謎の黒い生命体がピーターに取り憑き、スーツを黒く染め上げる。黒いスパイダーマンの戦闘能力は、これまでよりも格段に高まっていた。しかし同時に、ピーターの心にもある変化が。そんなスパイダーマンの前に脱獄中サンドマンになってしまったピーターの伯父ベンを殺害した犯人マルコ(トーマスヘイデンチャーチ)、死んだ父の仇としニューゴブリンとなりスパイダーマンへのに復讐に燃えるハリー(ジェームズフランコ)、そしてピーターへの激しいライバル心から黒い生命体ヴェノムに支配された同僚カメラマンのエディ(トファーグレイス)らが襲いかかる。

感想

 やっぱりスパイダーマンは薄かった。2と同じくオープニングは今までの回想。内容をすっかり忘れてしまっていた友人がオープニングを見ただけで全てを思い出してしまうほど、やっぱりスパーダーマンシリーズは内容が薄かったんだな。まあ、そんな事はどうでも良いさ。観客は街中をビュンビュン飛び回るスパイダーマンが見たい。ただそれだけなんだ。例えばストーリーが無いだとか、ストーリーが無いだとか、ストーリーが無いなんて事は百も承知。そこを非難するのはジェットコースターに落ち着いた雰囲気を求めるようなもんなのさ。

 1と2とあまりにも内容が無いってんで製作者サイドも考えたのかな?この作品、何かイロイロとありとあらゆる事が起きます。もうこの事態をどう収拾するつもりやねん!って突っ込み入れたくなるくらい。まず前提として敵が3人もおる。ニューゴブリンは1からの布石として宇宙からの生命体は来るわ、なぜが砂の怪物になった脱走犯はおるわでNYは大パニック。そして何の前置きもなく登場人物がわんさか出てきて強引に人物紹介を挟みながらストーリーは進んでいく。2時間19分の尺にはとうてい収まりきらないくらいの出来事が詰め込まれてる訳ですわ。MJとピーターの確執からハリーの記憶喪失、新たな女性の登場にライバルカメラマン、そしてピーター自身の葛藤などなど。こんなけのもん入れたら1個1個の要素が自ずと薄くなってしまうのは必死。でも、これだけのモンを最後笑ってしまうくらい強引にアメリカ人が好きそうなラストにまとめたのは見事としか良いようがない。あんな暴れてたアイツは急に改心するし、邪魔な奴は全員死んでしまうし。これこそTheハリウッドマジックって所でしょうか。

 そして、この映画の最大そして唯一の見所とも言えるアクションシーン。1のがっかり感から一転、2では納得の迫力を堪能させてくれた。さて3では?と期待しながらも内心やりすぎてしまうのではないかと心配してた。その予感的中。もう訳わかりませんわ。画面はグルングルン回って上も下も解らん映像。安易に迫力を出せばイイってもんじゃあない。見てる人間がもし劇中で同じ体験をしたら?とゆう体のリアリティが画面になけりゃ迫力は素直に感じる事は出来ないよ。2では見事に作られてた部分でもあるけど近作では製作者が「もっともっと」ってゆうプレッシャーに負けてる感じがしたね。ラストのスパイダーマン・ニューゴブリン・サンドマン・ヴェノムの4体入り乱れての決闘は企画自体面白いし楽しく見れたし及第点は十二分に超えてるけど途中のクレーン暴走のシーンにはその点で負けてる様な気がした。そしてラストと言えば例のスパイダーマンが街中を飛び回ってエンドロールに向かう1と2とでお決まりになったアレやけども、3に来て逆に外しに来たのは予想通りやった。やからこそ、そこは大道で来て欲しかったな・・・という希望はなきにしもあらず。

 にしてもMJやけどさ、シリーズ通してあっちにフラフラ、こっちにフラフラと気の多い女性です事・・・。うん、寂しいねんな。わかるよ。わかる。寂しいからあっちにフラフラこっちにフラフラ、やっぱり自分が1番ってゆう女性の象徴的な女性なんですね。男にかなりメチャ振りして「なんで私の気持ちをわかってくれないの」って一人で悲劇のヒロインになって自分の中で酔ってるんでしょうな。だからこそ恋愛ベタなピーターが相手じゃないと話が進まないのか。そうか。そうか。普通の男性だったら、あの行き過ぎた独りよがりにはついて行けませんもんね。

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付) DVD スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付)

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/10/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年4月25日 (水)

海猿

Photo_18

監督 羽住英一郎

製作 亀山千広

原作 佐藤秀峰

出演 伊藤英明・加藤あい・海東健・香里奈・伊藤淳史・杏子・國村隼・藤竜也

あらすじ

 潜水士は全ての海上保安官の中で、1%しかいない人命救助のエキスパート。過酷な訓練が課される上、常に死と隣り合わせである職務である。海上保安官の中から選ばれた14名が研修を受ける資格を得た。その一人、仙崎大輔(伊藤英明)も潜水士になるべく研修に臨んでいた。マスターライセンスを持つ彼は、主任教官・源(藤竜也)からの指示で、劣等生だが純粋に人命救助の為に潜水士の道を選んだ工藤(伊藤淳史)とバディを組み、互いに切磋琢磨していった。そんなある日、大輔は環菜(加藤あい)という女性と出会う。

感想

  佐藤秀峰の原作のデキはかなり良いと思うよ。個人的にも「ブラックジャックによろしく」の前から読んでたし、確かNHKで国分太一主演でドラマ化されてなかったっけ?そんな中の映画化ってのは、やっぱり「ブラックジャックによろしく」のドラマのヒットが影響してるんやろな。原作がしっかりしてるし、そこまで有名でもないからほぼ原作通りに作っても何の問題もなかったって所かな。海上保安官の潜水士への訓練を基盤に描いてるので作風はアツいスポ根的な臭いがプンプンするし、迫力も全然ないタダのドラマやけど、嫌いじゃない。この映画の後にドラマともう1本映画がある。まあ、それを見てみようと思うんやったら見て損はないんやないかなってゆう普通の映画です。

 原作を読んでなかった方が感動してたかも。読んでたから全てが予定調和に終わってしまい改めて感じる事は無かったです。主人公のキャラを今風にアレンジだけはしといたって所でしょう。

海猿 DVD 海猿

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/04/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 8日 (月)

オールド・ボーイ

Photo_15

監督 パクチャヌク

原作 土屋ガロン

撮影 チョンジョンフン

出演 チェミンシク・ユジテ・カンヘジョン

あらすじ

 妻と一人娘を持つ平凡なサラリーマン、オデス(チェミンシク)。ある日突然何者かに誘拐され、小さな部屋に監禁される。テレビもあり食事も与えられるが、理由は決して明かされないまま監禁は15年間にも及び、ある日、突然解放されたのだった。いったい誰が?何の目的で? デスはふとしたことから知り合った若い女性ミド(カンヘジョン)の助けを借り、監禁した相手の正体を探り始める。そしていつしかミドはデスに愛情を抱くようになる。そんな2人の前に現われた謎の男ウジン(ユジテ)は5日以内に謎を解き明かせと、命を賭けたゲームを提案する。

感想

  この映画の原作は日本の漫画。まぁそこまで当時としても有名な漫画ではなかったので日本ではさほど振るわなかったみたいですね。個人的に漫画は持ってたし好きな作品だったので、韓国でも評判が高いし、どう映像化したのかを注目して鑑賞しました。当然原作と映画とでは監禁の理由やラストは全然違いました。原作をそのまま映像にするのは理由からして難しいですからね。目に見えない心理描写よりもはっきり言葉に出来て映像に載せられる形での映像化しか多分無理やったとは思いましたし、案の定そうでした。

 まあ原作がしっかり作られていますから、ラストをイジくるだけでそれなりに密度の濃い作品になる事は当然ですね。正直、全編通してほとんど原作のままでしたよ。それを韓国風にアレンジした感じ。韓国感はかなり入ってます。個人的には好きでも嫌いでもないので、とやかく言う事ではないですが、ちょっと映像的にウルさい所が若干目につきました。

 そして、なんと言っても肝心のラストですが、人に言ってはいけないみたいです。とゆうか、こんなラストを大手振って「実は○○やってんで~!」とは言えませんよ。主人公にとって最悪な事を想像したらいとも簡単にラストは予想つきますが、こればっかりはどうしても言えないです。いや・・・人間として言いたくないです。男のダチ同士でバカやってる時のノリでしか言えないです。これをハリウッドはリメイクするってんでしょ?どうするんでしょうか?宗教的に大丈夫なの?

 とにもかくにも、こんなラストで「この映画はオススメです!」って宣言は出来ないです。実際見てみて各個人で判断する事やと思います。

オールド・ボーイ プレミアム・エディション DVD オールド・ボーイ プレミアム・エディション

販売元:ショウゲート
発売日:2005/04/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 8日 (金)

トゥー・フォー・ザ・マネー

Photo_14

監督 DJカルーソー

脚本 ダンギルロイ

音楽 クリストフベック

出演 アルパチーノ・マシューマコノヒー・レネルッソ

あらすじ

 フットボール選手として将来を嘱望されながら膝の故障で道を閉ざされたブランドンラング(マシューマコノヒー)は、フットボールの勝敗予想に類い希な才能を発揮する。NYのスポーツ情報会社を経営するウォルター(アルパチーノ)はそんなブランドンに目を付け、彼を自分の会社にスカウトする。顧客に賭け情報を提供し、その成功報酬を収入とするウォルターは、驚異的な的中率を誇るブランドンの才能を活かし富を築いていく。互いの信頼感を深めていく中で、成功はそう長くは続かなかった。

感想

 TV等では公にされていないが年間2000億ドルもの金が動くスポーツ賭博の世界。その世界での実話を元にしたストーリー。試合の勝敗とゆう情報をいかに金にかえていくのかという賭博世界の金の流れというものを知る事が出来るのはイイ勉強になる。予想が当たっている時はいいが、外れた時、その試合に賭けてる額が額な為、顧客が抱える負債も桁外れ。その矛先は当然賭け情報を提供した彼らに向けられる。そして初めて予想を外す事の怖さ、予想を当てる事の難しさを知る事になる。ハイリターンに伴うハイリスク。怖い怖い。

 この映画はそれだけじゃなくてアル、マシュー、レネのドラマも見もの。ドラマ部分だけピックアップしたとしたら、そらもう中途半端やけども、それを上手くアルパチーノの存在感がカバーしてた。流石のアルパチーノ。トントン早く行って欲しい所はトントンと、しっかり描いて欲しい所はしっかりと描いてたので、途中でダレる事なく終始見れたのも良かった。久しぶりに見ごたえのある映画を見たような気がした。

トゥー・フォー・ザ・マネー [ユニバーサル・セレクション] (初回生産限定) DVD トゥー・フォー・ザ・マネー [ユニバーサル・セレクション] (初回生産限定)

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2007/07/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 1日 (金)

インサイド・マン

Photo_12

監督 スパイクリー

製作 ブライアングレイザー

脚本 ラッセルジェウィルス

出演 デンゼルワシントン・クライブオーウェン・ジョディーフォスター・ウィレムデフォー・クリストファープラマー

あらすじ

 ダルトンラッセル(クライブオーウェン)率いる4人の銀行強盗グループが白昼堂々マンハッタン信託銀行を襲い従業員と客を人質に取り立てこもる。連絡を受けNY市警のフレイジャー(デンゼルワシントン)とミッチェルが現場へ急行。しかし、周到に練られた計画をもとに行動する犯人グループを前に動きが取れず膠着状態が続く。一方、事件の発生を知りマンハッタン信託銀行会長のアーサー(クリストファープラマー)は、女性弁護士マデリーン(ジョディーフォスター)を呼び出し、ある密命を託し現場へと送り出した。

感想

  確かに練られた計画だ。とてもな。それをスパイクリー監督が巧みに演出していて、目を見張るものがある。しかし、この映画の予備知識として見る者には当然「用意周到な完全な計画による銀行強盗」ってのが頭にインプットされている。それを踏まえて見るという事は、どんな計画なんやろーなと、考えながら見てしまうのは当然の事。作る方もソレを銘打つならば解ったうえで作品を作っていかねばならない。本作、巧みに隠しているつもりだろうが、冒頭のクライブオーウェンの語りだけで計画の90%はバレると思う。んで、話が進むうちにそれが確信へと変わっていく。勘の良い人なら30分見れば残りの10%もわかってしまうかもな。製作者サイドからしたら、最初の90%は勘の良い人ならもしかしたら気付くかもしれないと思って作ってるな。だからこその90%。残りの10%で驚かすようにあえて冒頭のあのような演出にしたんだろうね。でもさ、逆に考えたら冒頭の演出がああなんだから何か裏があると考えるのが人のサガ。そこから考えを巡らせれば普通に残りの10%も解ってしまうと思うんよな。

 こうゆう系の映画って作るのが非常に難しい。伏線は入れなければならないけど、その伏線からネタバレに結びつかないようにするのは至難のワザ。だから本作では、それ以外にアーサー会長の秘密とは何なのかってゆう別の糸も絡ませて、もし銀行強盗計画にビックリしない観客の為に配慮していたな。でも、結局わからずじまいで終わらしてるやんか。中途半端にそんな要素を入れるんなら最初から本筋1本で堂々と勝負した方が良かったんではないか?と思いました。

 にしても、スパイクリー監督さんよ。銀行から銃声がして警察車両から銀行へデンゼルワシントンが駆け寄るシーン。あれは、何ですか?そこだけ異様にレベルが低い映像やったんやけども。いきなりあんな事されたら開いた口が塞がらんよ。

インサイド・マン DVD インサイド・マン

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2007/06/14
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

甘い人生

Photo_11

監督 キムジウン

脚本 キムジウン

音楽 ピーチプレゼンツ

出演 イビョンホン・シンミナ・キムヨンチョル・エリック

あらすじ

 ソウルにある高級ホテルの総マネージャー、ソヌ(イビョンホン)はクールで頭の切れる男。裏社会にも絶大な力を持つボスのカン(キムヨンチョル)から信頼を得ていた。カンは愛人ヒス(シンミナ)に別の男がいると疑い始めソヌに監視させ、もし裏切りを見つけた場合、彼女を殺すかカンに連絡するように命じた。人を愛したことがなく氷のように冷たい感情を持つソヌだったが監視を続けるうち、彼女の不思議な魅力に知らず知らず惹かれていく。そしてヒスと男との現場を押さえたソヌが取った行動は。

感想

 この映画。完全にヤラれる。予告編のデキが非常にイイ。そして本編を見たらアレっと思う。全然思っていたストーリーと違う。何だ全然違うじゃねえかと予告編を見直してみたら、完全に本編にそくした作りになっていて文句を挟む余地が全くなかった。ヤラれた。予告編に。どっちにも取れるような作りになってる。本編より予告編のデキの方が高いんやないやろか。韓国映画=王道ってゆうイメージを巧く逆手に取ってるよ。そこにビックリした。

 で、本編やけども。コッチの方は王道にしといた方がイイと思うよ。ここで銃をぶっ放すんやろーなと思わせといての逆にナイフで刺されるみたいな。最初の設定、クールで頭の切れる男ってのはどこいったんや。もっとクールにキメて欲しい所はグダグダになるし、逆に変に余計な所ではクールさを発揮する。これはあえての王道外しじゃなくて、ただ作りが散漫なだけやと思うね。所々、おい!ちゃんと作ってくれよ!って突っ込みたくなるもん。エリックをどこでかましてくるんやろうかと期待してたら、美味しいトコどりさせて終了。呆然でしたよ。なんかわざわざ彼の為に脚本に筆入れしてこの役作ったような気がしないでもない。でも、全体を通して見たら、そこまで悪くない。でも、そこまで良くもない。結局はどちゃでもない。

 予告編との見比べだけで十分楽しめる作品です。普通に見ていても最後までイッキに見れる良さはあるものの、もっとヒスを登場させて復讐というよりも彼女を守るために組織と戦う男をキチンと描いた方が良かったかと思う。人生そこまで甘くない。

甘い人生 通常版 DVD 甘い人生 通常版

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2005/11/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年11月22日 (水)

グッバイ、レーニン!

Photo_10

監督 ヴォルフガングベッカー

脚本 ヴォルフガングベッカー

撮影 マルティンクララ

音楽 ヤンティルセン

出演 ダニエルブリュール・カトリーンザース・マリアシモン

あらすじ

 1989年の東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス(ダニエルブリュール)。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命し、母クリスティアーネ(トリーンザース)はその反動からますます愛国心を強めていった。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが参加した反社会主義デモで警察と衝突しているところを母に偶然目撃されてしまう。母はショックで心臓発作を起こし昏睡状態に陥る。その間にベルリンの壁が崩壊。8ケ月後、資本主義国家となったドイツで母は奇跡的に覚醒する。

感想

 愛国心の強い母にベルリンの壁崩壊とゆう事実を伝えるとショックを与える事になるためアレックスは必死に東ドイツを演出する。コメディとしてみたら、やっすい、うっすい、作りが非常に残念。これも、ドラマ部分がとてもイイからやねん。国への愛情か、はたまた息子の自分への愛情か。見ていて心地がイイ。それだけではなくて東ドイツと西ドイツの違いが上手く映像化されてる。日本にいる人間にしてみればニュースでしか見たことのないベルリンの壁崩壊前後のドイツを改めて感じるイイきっかけにもなるんとちゃうかな。

 映画としての作りはムラが多くてとても悪い。でもムラをそぎ落としていって残ったモノの質は非常に高い。母の最後の表情が全てを物語ってるね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月16日 (木)

GOAL! ゴール!

Goal

監督 ダニーキャノン

脚本 マイクジェフリーズ

出演 クノベッカー・スティーブンディレイン・デイビットベッカム・ジネディーヌジダン・ラウールゴンザレス・アランシアラー・スティーブンジェラード

あらすじ

 メキシコで貧しい家庭に生まれたサンティアゴ(クノベッカー)は家族でロスに移り住む。20歳になったサンティアゴは、ニューカッスルのスカウトの目に留まり、父親の反対を押し切り、単身渡英。練習生となったがいろんな試練が待ち受けていた。

感想

 FIFAが製作をバックアップした事もあって心踊るようなスーパースター達が出てる。まあ大半は試合のシーンに見切れてるだけやけどさ。ジェラード・クライファート・ランパード・ダイアーetc・・・。本作は全3部作の第1作目。イングランドのプレミアリーグでの成功までを描いてる。2作目はレアルマドリードが絡んで来るんやって。やからベッカムとかジダンとかラウルとかレアルを代表する選手をセリフ付きで登場させたんやろな。無理矢理。個人的にはなぜか見切れてたエリクソン監督がツボやった。

 内容は王道のサクセスストーリー。数々の試練が立ちはだかるけども幸運と努力と人柄で次々に乗り越えて行く。先が読める読めないどうこうより、こうゆう映画なんやから安心して見れるわな。ただ1つ、サッカーの映像が選手目線なのは新鮮やったけど、ゴールシーンにイマイチ迫力がなかったのが痛いな。サッカーニュースの映像の方がダイナミックな位なレベルやった。それをちょいと組み込んでくれれば良かったのにな。

 にしても、「フェイスオフ」で冴えない弟役やったアレッサンドロニヴォラがニューカッスルのスターやったのにはワロタ。

GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い スタンダード・エディション DVD GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い スタンダード・エディション

販売元:ショウゲート
発売日:2006/10/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)