2007年5月 9日 (水)

LIMIT OF LOVE 海猿

Limit_of_love

監督 羽住英一郎

原作 佐藤秀峰

脚本 福田靖

出演 伊藤英明・加藤あい・佐藤隆太・大塚寧々・吹越満・浅見れいな・石黒賢・荒川良々・時任三郎

あらすじ

 海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)が潜水士となって2年。現在は鹿児島第十管区で機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人の伊沢環菜(加藤あい)とは遠距離恋愛中。そんなある日、鹿児島沖3キロの海上で乗客620名を乗せた大型フェリー船の座礁事故が発生。すぐさまバディの吉岡哲也(佐藤隆太)と現場へ駆けつける大輔。しかし沈没までに残された時間は4時間。しかも、船内には195台もの積載車両があり万一引火すれば大爆発の危険が。吉岡とともに乗客の非難活動にあたる大輔だったが、偶然乗り合わせていた環菜を見つけた。

感想

 なんてネーミングセンスの無いタイトルだい・・・LIMIT OF LOVEって。映画第1作目の「海猿」・フジ系列で放送されたTVドラマ「海猿EVOLUTION」とここまで着実に原作の色を損なうことなく積み上げて来たものを一気に崩しにかかったね。脱帽だよ。何なんだい。「LIMIT OF LOVE」って。何でそんなタイトル付けたんだい。その答えは本編中にあった。

 そもそも、この映画はいわゆるパニックモノな訳さ。大ヒットした「タイタニック」や2006年公開の「ポセイドン」の流れにのかってみただけかどうかは定かではないよ。邦画でこうゆう類の映画を作るな!って言う気なんて毛頭ないけどね、どうせ作るならもっとちゃんと作って欲しいのよ。だってアレやで。映画のクライマックス。今にも沈みそうな船の中。一刻を争う時に主人公が取った行動がさ・・・そら大ブーイングくらうって。無線が壊れて本部と連絡が取れなくなるも携帯電話を見つけ本部に救助を要請。自分らは梯子を登って外に向かうからそこをヘリでピックアップしてくれって言うわけさ。そこまでは問題ないよ。そこからが問題なのよ。環菜に電話代わってくれってゆうて何を言い出すかと思えばプロポーズ。シナリオ的にはなんとも奇麗な展開やけども、それってどうなんよ。そんな緊迫した状態なのに関わらず場違い甚だしい事をしかも結構長い時間つらつらと語るわけさ。当然、環菜は号泣。そらうれしいやろ。で、周りの海上保安官も全員が手を止め彼のプロポーズに耳を傾ける。え?海上保安官ってそんな職務怠慢なの?誰か1人くらい、「あの~、そんな事よりも救助が先決なんじゃ・・・」って言っても良いと思うぞ。電話が切れるや突然目の色が変わったかのように動きだす保安官達。んで、結果は仙崎は梯子を登り切れず船は沈没してしまいましたとさ。多分、あのプロポーズがなかったらすんなり救助者は助かったんとちゃうかな。これこそタイトルが「LIMIT OF LOVE」って訳ですか。確かにLIMITだぜ。何せ要救助者の命よりも告白を選んでしまうほど環菜への愛に満ち足りたんですもの。しかもその告白がその告白を注意し止めさせるべき仲間達の心をも動かし愛に包まれた状態にしたんですから、これ以上のLIMITはないでしょう。なんて全く作品擁護になってない擁護をしてみましたが批判もする気はありません。

  だって批判なら、確か船は傾いてたハズなのに船内の水面が傾いてなかったとか、フェリー沈没後、日も明るいのになぜ捜索を翌日にしたのかとか、突っ込み所は沢山あります。でも、そんな事どうでも良いんです。なんたってこの映画のタイトルが「LIMIT OF LOVE」である問題のシーンを見れば一目瞭然。2006年の邦画を代表する映画。その名も「LIMIT OF ネタ映画 海猿」なんですから。

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2007年5月 5日 (土)

バベル

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監督 アレハンドロゴンザレスイニャリトゥ

脚本 ギジェルモアリアガ

出演 ブラットピット・ケイトブランシェット・アドリアナバラーザ・役所広司・菊池凛子

あらすじ

 モロッコの山間部を走る一台のバス。壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行にやってきた一組のアメリカ人夫妻リチャード(ブラットピット)とスーザン(ケイトブランシェット)。しかし遠くから山羊飼いの少年が放った銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃する。血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐリチャード。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていたメキシコ人の乳母アメリア(アドリアナバラーザ)は息子の結婚式に出るため帰郷する予定だったが夫妻が戻らず途方に暮れる。仕方なく、幼い子供たちも一緒に連れてメキシコへと向かう決断をする。やがて事件を起こしたライフルの所有者として、最近妻が自殺したばかりの東京の会社員ヤスジロー(役所広司)の名前が浮上する。そんな彼の女子高生になる聾唖の娘チエコ(菊池凛子)は、満たされない日々に孤独と絶望を感じていた。

感想

 どうなのよ。このバベルって作品がさ日本でこんなに話題になってるのって、ブラピが出てるってのもあるけど、やっぱり菊池凛子がアカデミー賞にノミネートされたってのが大きいんやろな。そうでなけりゃこんなにも日本人が映画館に押しかける類の作品じゃあないもの。さてさて。どうしたものか。

 正直言っちゃうと面白くはなかったです。感動した!って人も多かったですが個人的には全く楽しめませんでした。この映画のテーマって言葉が伝わらない事へのもどかしさとかでしょ。モロッコのシーンであれメキシコのシーンであれ「まあこんなモンじゃないの」とゆう感じだけで、もどかしさを感じさせる演出が皆無やったと思います。その点で言えば日本のシーン。かなりもどかしさは感じましたが、どうなんでしょうか。日本での日常生活で言語の異なる人間を相手にする機会なんて、まぁないですから設定を聾唖にしたんじゃないでしょうか?明らかに日本パートだけ本質が異なった作りになってました。統一感が無いとゆうかなんとゆうか。聾唖とゆう設定にしとけばそれなりの雰囲気が出るし観客もそれなりに勝手に重く受け止めてくれるやろ!とゆう安易さが目に付きました。

 さらに言えば感動するしないは別にして何かを考えさせる土壌はしっかりしている映画です。でも肝心のメッセージと言うか監督の言いたい事が全く形として描かれてませんでした。これは放棄ですか?全てを観客に丸投げですか?正直そこを描かないからかなり薄~い作品になってますよ。やっぱりこの監督は安易にバベルを撮ったのではないでしょうか。例えるなら「クラッシュ」を「ゲド戦記」風に宮崎吾朗がリメイクしたって所かな。選んだテーマは良いものの監督自身どう扱ったら良いのか解らず、さも意味ありげに作って「これを見て何も感じないのは見た奴が悪いからだ!」ってゆう明らかな上から目線ですよ。

 単に撮るだけやと物語の薄さが目立つってんでモロッコパートやメキシコパート、はたまた全くテーマの異なる日本パートを組み込みそれぞれに繋がりを持たせる事にした様な気さえします。最初から考えてたにしたらビックリするくらい稚拙な繋がりですからね。こんなんで物語が繋がっていく驚きを感じろと言う方が無茶ですよ。さらには映画の都合上時間軸をずらすしかなかったのも解らんではないですが、あるパートを見ていたら違うパートのネタバレを、さも当たり前の事の様に映像に盛り込んでたのはどうかと思います。モロッコではまだ解決してない事が日本では普通にニュース映像で流れてたり。これも安易な発想で、それぞれのパートに繋がりを持たせる為の演出なんでしょうけど歯車が悪い方、悪い方へと回ってます。正直この監督はセンスないです。

 日本パートを見ながら心の中で「お前もお前もパンツ穿けよ!」と突っ込んだ人が多いんじゃなかろうか。なのにモロッコパートのブラピが怪我した妻のパンツを脱がすシリアスなシーン。「用を足す時にパンツは脱ごう!」キャンペーンか!シリアスなシーンが台無しやわ。そんなパンツにまで繋がりを求めんでもエエんやないかい。正直、部活をあそこまで頑張ってる女子高生がチャラチャラしてるクラブになんか行ったりしませんよ。薬なんか、いとも簡単に手を出したりしませんよ。パンツのシーンは別にいらんと言えばいらんモンなんやし日本人も下に見られたモンですな。

 このバベルという作品は内容のない単なる記録映画です。ここまで酷評して本来なら☆1つって所やねんけどブラピが通訳さんに「子供は二人だけ?」と聞かれるシーン。この夫婦は3人目の子供を生まれてすぐ亡くしており夫はその事実から逃げていた。それに向き合うためのモロッコ旅行。通訳さんの問いかけに何も答えられないブラピ。そのシーンは脚本の良さといいブラピの演技の良さといい妙にリアリティーが感じられ鳥肌が立った。そのシーンの出来の高さには驚いたので1つ加えて☆2つという事で。

 にしても最後のメモには何て書いてあったんだろう・・・まさか・・・ヤスジローとチエコって・・・親子にも関わらず・・・って事じゃ?監督よ!どことどこを繋げとんねん。

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2006年11月19日 (日)

SAW3

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監督 ダーレンリンバウズマン

脚本 リーワネル

出演 トビンベル・ショウニースミス・ドニーウォールバーグ・リーワネル

あらすじ

 ソリッドシュチュエーションスリラー、ソウシリーズの第3作目。女性外科医リンが目覚めた場所には脳腫瘍で瀕死のジグソウ(トビンベル)がいた。アマンダ(ショウニースミス)はリンにあるルールを提示する。ある男に仕掛けたゲームが終わるまでジグソウを生かしておく事。ジグソウの心臓が止まれば首に巻かれた爆弾が爆発する。時を同じくして食肉工場の1室で目覚めた男。彼はひき逃げで最愛の息子を失ったジェフ。彼の前に現れるのはひき逃げを目撃しながら証言をしなかった女性、犯人に軽い刑しか言い渡さなかった判事、そして最愛の息子を殺した犯人。ジェフはこの3人の運命を自分に委ねられたゲームに巻き込まれるのであった。

感想

 シリーズ3作目という事で、エグさがかなり増してきてる。2を見て当初の目的とちょっと違う所に走ってるような気がしたけど、それは俺の間違いやったってことに3を見て気付いたよ。最初からスプラッター映画として作ってたんやな。たまたま1作目のラストがスゴかっただけですか。そうですか。アクション映画なら続編を作る時、さらに迫力を追い求めてしまうのと一緒でSAWシリーズはいかにスプッラターのシーンをエグく見せるか!それだけに一生懸命取り組んだ結果、ラストは片手間程度で、ただ映画全編を通してエグいだけの作品になったんやな。

 あと、前2作の補足説明みたいなシーンもありました。それはある意味面白かった。いろんなトコで「アレはない!」とか「なんであんな事になんねん!おかしいやん。」って言われ続けてましたもんね。それに対抗して実はこうやったんや!どうや!ってゆう製作者サイドの意地みたいなモンが垣間見えた瞬間。別にそのシーンなかった所でSAW3には関係ないからね。

 このシリーズもう4の製作も決まってるみたいです。ってゆうか5も。それを踏まえてみると、この後どうやって話を繋げていくんやろか・・・ってゆう期待感が持てます。そうゆうラストです。話の繋げようが見つからない。もう潔くやめたらいいのにね。

 とにもかくにも、この映画は余程のスプラッターに強い人にしか勧めません。これがR15ってどうゆう事なんやろ。18歳未満禁止でもおかしくないと思います。

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2006年10月30日 (月)

ワールドトレードセンター

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監督 オリバーストーン

脚本 アンドレアバーロフ

出演 ニコラスケイジ・マイケルペーニャ・マギーギレンホールマリアベロ

あらすじ

 2001年9月11日の早朝。いつものように家を出て署へと向かう港湾警察のジョンマクローリン(ニコラスケイジ)巡査部長。彼は署に着くと部下たちを集め、それぞれの現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易センタービルの北棟に旅客機が激突。港湾警察官たちに緊急招集がかけられる。すぐさまマクローリンを班長とした救助チームが結成され、現場へと急行する。新人警官のヒメノ(マイケルペーニャ)を含む4人の警官が、マクローリンと共にビル内に入ることを志願。しかし、彼らがビルに潜入した直後、大音響と共にビル全体が崩れ始めた。

感想

 今もなお記憶に新しい9.11同時多発テロの際、崩落したワールドトレードセンタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の港湾警察官の実話を映画化した作品。あの悲劇を映画化するにはまだ早すぎるという声もあったみたいだが現実はどうだ?アメリカ中が悲劇に包まれたとか言っておきながらアメリカ国民の何割かは正確にテロの起きた年を答えられなかったらしい。事件は風化すると言うがアメリカはこの9.11テロを持ってしても何も変わらないとゆうことか?だから今この映画を持ってしてアメリカ国民にあの事件を思い出してもらおうとするには良い時期なんではないかな。直接的な表現は避けてたし早いって事も少しは考慮したんかな。

 今回社会派なオリバーストーン監督らしくない家族愛を中心にした作りになっている。何千人とゆう人たちが犠牲になった中、生存者はたった20人。その中の2人にスポットを当てている。なんであろうか?まるで九死に一生の再現ドラマを見ているようや。映画の大半は生き埋めになった2人の描写。必死に生き残ろうとする気概は見えてきたが画面にひたすら動きがないので見ていてたいそう退屈である。事実、そのつまらなさに耐えかねて何人かは映画館を後にしていた程。そして動く映像と言えば心配する家族。自分の夫の無事がわからない不安ってのもわかるけど、どこかしら距離を感じた。それが顕著だったのが、ニコラスケイジ演じるマクローリンの妻がまだ助けられてないけど生き埋めになっている夫の生存を知らされたシーン。隣の黒人の女性はエレベーターボーイをしている息子の安否がわからず泣いている。それを「そのつらさ解るわ」と慰めるのだが、明らかに自分の夫は生きているとゆう心情がそこにはあり、それが上から目線に感じた。あくまでも作品に筋を通したいのなら余計なシーンである。2人の生存を発見した元軍曹なんかこの後、軍に復帰しイラクに行ったってゆうテロップも出るし何やねんな。テロで家族を失ってない人は見たらそれなりに感じるモノはあるかもしれやんけど、それってどうなんよ。題材にされた2人が警官って事も引っかかる。国民の命を守る為に自分達の命を張る職業に就いてる2人やんか。そんな2人の救出劇よりも一般人の救出劇の方がダイレクトに見る者にテロの無残さが伝わったのでは?そもそも善では悲しみを描くのは無理。悪を持ってして描かないとこの事件の無残さを伝える事は出来ない。

 でも、この作品テーマは家族愛。テロについての云々じゃなくてただ家族のつながりの背景にテロがあったとゆうだけ。その点から見たらかなりデキてる映画やと思うよ。でもさ・・・誰がそんなの見せられて納得するっちゅうねん!

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2006年9月17日 (日)

時をかける少女

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監督 大林宣彦

製作 角川春樹

原作 筒井康隆

音楽 松任谷正隆

出演 原田知世・高柳良一・尾美としのり・岸部一徳・上杉謙

あらすじ

 高校生の芳山和子(原田知世)は同じ情景を何度も体験していることに気付く。彼女のその能力は、かつて理科実験室でかいだラベンダーの香りに秘密があることが判明する。

感想

 筒井康隆原作の「ラベンダーの香り」を映画化。タイムリープの能力を得てしまった女子高生、芳山和子の物語。1983年公開作品って事もあって今見たらかなり時代を感じてしまうかも。映像表現もかなり稚拙でやはりこの時代にはこれが限界なのかなと感じてしまう。主演の原田知世はこの映画が映画初出演って事もあったのか、どうなのかは知らないがアイドル映画らしく、その演技は大根真っ只中。ヒドいってもんじゃあない。彼女だけがヒドかったらまだ、言い様があるんやけど、この八百屋には大根しか売ってないのか?って突っ込みたくなる程皆さん大根振りを発揮なさってた。かろうじて見れたのは岸部一徳だけか。まあ演技に関しては目をつぶれるとして、せっかくタイムリープの能力を得たのにほとんど使ってないじゃないですか。これは演技どうこうの問題じゃないな。全く盛り上げに欠けるとゆうか何とゆうか。でもテレポーテーションを使ってきたのには笑った。尾道を舞台としたのは褒められるところやけどさ、最後の理科室へのタイムリープの演出。見てるこっちが恥ずかしい。何てしょぼい、訳の解らない演出なんだ。逆に面白いぞ!ある意味ぶっ飛んだ感があるから逆にこうゆう作品って良かったりする。

 この映画の最後のシーンを見てふと思った事。本作と2006年公開のアニメ版「時をかける少女」を組み合わせたらまるで「バタフライエフェクト」そのもの。全く違うと言えば全く違うしとやかく言う事もないけど、「バタフライエフェクト」を見た事がある人は「時かけ」に対してイメージしやすいんとちゃうやろか。本作をリアルタイムで見て思い入れのある人はアニメ版よりもこっちかもしれないし、アニメ版に思い入れがある人は本作がしょぼく見えてしまうかもしれないが、それぞれの好みでもあるし両方とも中々の作品や思う。

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2006年9月13日 (水)

恋する遺伝子

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監督 トニーゴールドウィン

原作 ローラジグマン

脚本 エリザベスチャンドラー

出演 アシュレイジャド・ヒュージャックマン・グレッグキニア・エレンバーキン・マリサトメイ

あらすじ

 TVの人気トークショーでゲストのブッキング担当のジェーングドール(アシュレイジャド)。ある日、赴任してきたばかりのプロデューサーのレイ(グレッグキニア)に一目ボレ。レイも恋人と倦怠期にあったことから二人の仲は急速に接近。やがて二人は同棲をすることになるが引越しの間際になってレイから理由の不明なまま別れ話を切り出される。突然奈落の底に突き落とされたジェーンは半分やけでプレイボーイのエディ(ヒュージャックマン)と同棲を始めてしまう。やがて、オス牛の生殖行動に関する新聞記事を目にしたジェーンは、きっと同じコトが人間にも当てはまるハズと、エディを研究対象に独自の理論を打ち立ててゆく。

感想

 アシュレイジャド主演のラブコメ。ブリジットジョーンズへの便乗のような感じは否めないけど、こっっちの方が良く出来てると思う。男にこっぴどく振られオス牛の生殖行動を元に人間にも当てはまると理論を独自に立ち上げはじめる。そもそもの設定が稚拙で男としては、おいおい!って思う事もしばしばやけど流石のアシュレイ。30過ぎても全然カワイイ。普通に見れる。ラストを急ぎすぎて最後はドタバタしてるけども、王道のラブコメとして最後以外はかなり上出来。でも、明らかに女性をターゲットにした作品ゆえ女性が見たらすんなりと納得できると思うけど男が見たら・・・保証は出来ません。

 別れた男が彼女に差し入れをするシーン、彼女が思っくそゴミ箱に投げ入れたのにはワロタ。男がめっちゃ切ない顔をする。自業自得やねんけど、オススメなシーンや。

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ザ・セル

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監督 ターセムシン

脚本 マークプロトセヴィッチ

衣装デザイナー 石岡瑛子

音楽 ハワードショア

出演 ジェニファーコネリー・ヴィンスヴォーン・ヴィンセントドノフリオ

あらすじ

 キャンベル研究所では人間の潜在意識の中に潜りこむ技術の研究が行われている。警察は、ある快楽殺人鬼を逮捕したものの昏睡状態に陥ってしまうが時間内に被害者の居場所を見つけないと女性が死んでしまう事が発覚。居場所を知ってるのは犯人だけ。警察は犯人の心の中を覗いて欲しいとキャンベル研究所に依頼してきた。

感想

 かなりといっても良いほど強引な設定。この映画、ストーリー自体は何もないと言ってイイ。表現したかったのは快楽殺人者の深層心理を映像化したかっただけ。そのために残りの要素を肉付けしていった感がある。監督も映画を撮りたいんやのうて映像を撮りたかっただけなんやろな。さすがミュージッククリップやCMで活躍してるだけの事はある。

 個々の映像は目を見張るモンがあるけど、それが一様のつながりを見せていない。深層心理やからって事を理由に要所要所のつなぎの部分に手抜きが見られる。そしてラストはまるでジェニファーロペスのプロモーションビデオだ。その時にはこの話の筋である被害者女性の居場所を警察はつかんでるわけで、ジェニファーの映像は単なる蛇足に過ぎない。でもそれをかろうじて、映画の冒頭である男の子の心の中に入って対話しようとしてるんやけど、ラストにその続きを持ってくる事によって意味を持たせている。後付けなような気はするんやけど、そこまで意地悪ゆわんといたろ。映像は綺麗や。映像はな。

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2006年9月 9日 (土)

コールドマウンテン

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監督 アンソニーミンゲラ

原作 チャールズフレイジャー

脚本 アンソニーミンゲラ

出演 ジュードロウ・ニコールキッドマン・レニーゼルウィガー・ドナルドサザーランド・ナタリーポートマン・フィリップシーモアホフマン・キャシーベイカー

あらすじ

 南北戦争末期1864年。ヴァージニア州の戦場で戦っていた南軍の兵士インマン(ジュードロウ)は重傷を負い病院へ収容される。従軍して3年。インマンにとって、故郷コールドマウンテンと、彼の帰りを待ち続ける恋人エイダ(ニコールキッドマン)だけが心の支えだった。病院でエイダからの手紙を受け取ったインマンは、ついに死罪を覚悟で脱走を図り故郷へ向かう事を決意する。一方インマンの帰りをひたすら待ち続けていたエイダは愛する父の急死という悲劇に見舞われていた。一人では何も出来ず途方に暮れていた彼女の元に流れ者の女ルビー(レニーゼルウィガー)がやってくる。

感想

 南北戦争を元にしたラブストーリー。確かにスケールは壮大。風と共に去りぬの再来と呼ばれるのも解る。でも、内容はベタな純愛であり、この手の作品にありがちなラスト。従軍したインマンと故郷でただ彼の帰りを待つエイダ。この2人にどんな運命が待ち受けているのかは冒頭のインマンが出兵するシーンを待たずして簡単に予想がつく。ようはベタドラマ。でも、この手の作品はそれでも感動してしまうもんなんよな。映画の尺が155分とゆう長さもあって、2人の再会のシーンは待たされた分ダイレクトに感動に繋がった。レニーも納得の演技。アカデミー助演女優賞を獲るだけの事はある。この作品の基幹であるラブストーリーを超越したかの様な存在感を見せてる。でも、おそらく彼女を脚本に加えなくても映画は作れたと思う。戦争とゆうモノの裏で女性がどんな過酷な状況にあったかって事を描きたかったんかな。にしてはメッセージ性が希薄なんです。1回見ていて損はない映画やと思うけど、2回目見たいかって聞かれたら微妙なんよな。際どいラブシーンも出てくるけども、そこは2人の情熱って事でご愛嬌。しかし、この程度でR-15指定とは・・・。

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2006年9月 6日 (水)

ニコラスケイジのウェザーマン

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監督 ゴアヴァービンスキー

製作 トッドブラック

脚本 スティーブコンラッド

出演 ニコラスケイジ・マイケルケイン

あらすじ

 人生中盤な男。娘はデブで学校でラクダの足と呼ばれてる。息子は薬物のリハビリ中。妻とは離婚。父親はピューリッツァー賞を受賞した偉大な人間。逆に自分はローカル局の天気予報士。でも資格はない。中途半端に顔が売れてるから心無い奴にファーストフードを投げつけられる。ほんとにうだつが上がらないとはこの事か。大手ニュース番組の引き抜きに合い心機一転頑張ろうとするのだが上手くいかなかった。

感想

 父親が偉大って事の切なさや心苦しさがこれでもかって程詰め込まれてます。見ていたら変に主人公に共感できるとこなんかもあるかも。共感とゆうよりは同情の念の方が強いと思うけど、このニコラスケイジの演技は名演です。最後、父親にかけられた言葉。この為にこの作品を撮ったのか・・と妙に納得。あくまでもコメディってくくりらしいけど、切実なドラマやで。確かにコメディタッチみたいなところもあったけど、かなりシュールな皮肉であったような気がする。笑いよりもため息が出る。コメディってのはこの邦題だけで十分やろ。

 まあ、あえて見るほどの事はないくらいのB級映画やけども、にしたらまあまあなデキやと思う。でも、もう1回見ろ!ってゆわれたら断るかな。

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インファナル・アフェアⅢ 終曲無間

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監督 アンドリューラウ・アランマック

製作 アンドリューラウ

脚本 アランマック

出演 アンディーラウ・トニーレオン・レオンライ・ケリーチャン・アンソニーウォン・エリックツァン・チャップマントー・ショーンユー・エディソンチャン

あらすじ

 あの出来事から10ヵ月後。一時的に庶務課への異動したのち内務調査課へと戻ってきたラウ(アンディーラウ)。警察官として生きる道を選んだ彼は事件以来、自らの手で警察内部にいる残りの潜入マフィアを次々と始末してきた。一方で彼は、生まれたばかりの赤ん坊を連れて自分のもとを去ったマリー(サミーチェン)と離婚危機にあった。そんなさなか、彼の前には新たに保安部のエリート警官ヨン(レオンライ)が現われる。ラウはヨンに対し潜入マフィアとしての疑いを抱き身辺を調べ始める。

感想

 Ⅰの10ケ月後の物語。本作、Ⅲの存在意義が「謎が全て明かされる」って事やねんって。何それ。製作サイドが勝手に謎に祭り上げてるだけであって、それすっ飛ばしたところで誰も何も言わんと思う。それだけ、過去2作品の謎ってゆう部分に重点を置きすぎてⅢの内容がぼやけてしまっている。イイ感じでトントンと来てたのに残念でならない。内容自体は十分理解できる。ラウの正義として生きたいってゆう葛藤や、自分が実はマフィアであるとゆう引け目、その苦悩。確かに良いストーリーを作ったってのは伝わって来る。でも演出に懲りすぎた故に観客にダイレクトに伝わりにくくなってる。これじゃあ蛇足と言われても仕方がない。期待が大きかっただけにテンぱったのかな。

 でも、オープニングタイトルを含め始まってからそこまでの演出はかなり良かった。かなり期待の持てそうな内容なんかなと思わずわくわくしてしまう。しかし冒頭の出来が良すぎるから後々たるんでいったんやなってのは言い訳にもならない。

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